TBS番組「絶対にあってはならない」手法を謝罪

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2019年09月05日 17:18  ナリナリドットコム

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TBSは9月5日、バラエティ番組「消えた天才」の8月11日放送回について、「絶対にあってはならない」映像加工があったことを謝罪し、同番組の放送を一時休止すると発表した。  

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同番組公式サイトに掲載された「『消えた天才』からのご報告とお詫び」では、まず、「8月11日放送の『消えた天才』で、リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりもストレートの球速が速く見える加工を行っていたことがわかりました」と説明。

具体的に加工が行われたのは「放送した投球シーン全31球のうち7球で、投手がボールをリリースした瞬間からキャッチャーミットに収まるまでの約0.5秒間について、映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました。アスリートの凄さを実際の映像で表現するという番組の根幹をなす部分を加工することは、番組としては絶対にあってはならない手法だと考えております」とし、「取材に協力してくださったご本人及び関係者の方々、そして番組をご覧いただいた視聴者の皆様に深くお詫びいたします」と謝罪した。

また、過去の放送で、同様の加工が行われていたかどうか調査をした結果、9月5日時点でほかに3件あったことが確認されたという。こちらも「インターハイ卓球女子シングルスで優勝した女性が現役引退後、29歳になった時に卓球をする映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました」「地方のフィギュアスケート大会で優勝した当時小学生の男子の映像について、スピンのスピードを実際よりも2割程度速くしていました」「元Jリーガーの男性が小学生時代に出場した試合について、ドリブル突破を図る映像のスピードを2割程度速くしていました」と説明し、「私どもは今回の事案を重く受け止め、調査が完了するまで『消えた天才』の放送を休止いたします」としている。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20190956198.html


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