メタルバンドがフェス出演を目指す 『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』12月公開

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2019年09月20日 12:01  リアルサウンド

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『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』(c)Making Movies, Filmcamp, Umedia, Mutant Koala Pictures 2018

 映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』が12月27日より公開されることが決定し、あわせてメインビジュアルが公開された。


参考:場面写真はこちらから


 本作は、2018年のSXSWでワールドプレミア上映され一躍話題となったフィンランド映画史上最大規模の巨費を投入して制作されたコメディ映画。田舎町でバンド結成以来12年間、一度もライヴ経験がなく、一曲もオリジナルを作ったことのない、“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”を標榜するコピーバンド“インペイルド・レクタム”(直腸陥没)が遂にオリジナル曲を完成させ、ノルウェーのメタルフェス出演を目指してフィヨルドを驀進するさまを描く。


 監督のユーソ・ラーティオ、ユッカ・ヴィドゥグレンは本作品が長編デビュー作となり、フィンランドを代表するヘヴィ・メタルバンド、ストラトヴァリウスでも活躍するラウリ・ポラーが音楽を担当。共同監督を務めたヴィドゥグレンとラーティオは、この映画を制作した理由について「金持ちや有名人になる見込みも薄く女性にもモテないバンドマンたちの物語を作りたかった現代の音楽業界で彼らのようなブレないバンドこそが芸術で最後の砦と呼べる」「フィンランドにない腹がよじれるほど大爆笑できる映画を作りたかった」と語っている。


 公開されたメインビジュアルでは、バンドマンとトナカイが崖っぷちに立つ姿が切り取られており、「後悔するなら、クソを漏らせ!」というコピーが綴られている。 (文=リアルサウンド編集部)


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