『バチェラー・ジャパン』シーズン3・第4話ーー2on1デートで試された女性陣が“驚きの行動”に

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2019年09月20日 19:01  リアルサウンド

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『バチェラー・ジャパン』(c)2019 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.

「今までのローズの中で、一番儚くてデリケートだって感じてます」


 成功を収めた一人の独身男性=バチェラーである青年実業家・友永真也のパートナーの座を巡り、20人の女性が競い合う人気リアリティーショー『バチェラー・ジャパン』シーズン3。そのエピソード4が、9月19日よりAmazon Prime Videoにて配信されている。


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 今回は、どちらか一人の女性が必ずその場で脱落となる、『バチェラー』恒例の2on1デートが実施された。


 冒頭のインタビューで友永は、「将来一緒にいる未来が見えるかどうか、それを考えて選びたいと思っています」とローズを渡す基準をコメント。一方で、残る10人の女性陣はそれぞれ、友永への想いと「好かれている」という自信を口にしていた。


 グループで行うゴーカートデートに誘われたのは岩城ありさ、岩間恵、城田夏奈、高田汐美、田尻夏樹、野原遥、水田あゆみの7人。そこで、友永と二人きりで過ごす機会を得たのは岩間だった。前回のカクテルパーティーで、友永にお酒ではなくジンジャーエールを渡すという気遣いを見せ、注目を集めた彼女。友永からそのときのお礼を言われると、岩間はその気遣いが自分ではなく水田だったことを正直に打ち明ける。元・ホステスの水田が持つポテンシャルの高さに、悔しさを滲ませる岩間。ファーストインプレッションローズを受け取り、最初に2ショットデートを獲得している岩間は、序盤こそ余裕をにじませていた。だが、エピソードを重ねるごとに、徐々に他の女性への嫉妬心も湧き上がってきた印象だ。


 2ショットデートに誘われたのは、濱崎麻莉亜だった。友永にサプライズを用意していた濱崎は、デートの最中、結婚指輪に見立てた手作りのリングをプレゼント。そんな愛らしい濱崎に、友永は思わずはにかむような笑顔を見せる。後のインタビューで、友永の口からは、「何やってても可愛い」「妹としてじゃなくて、結婚相手として見れます」という発言も飛び出していた。MCの指原莉乃が「(バチェラーの)紳士っぽさが薄れた」と驚いていたように、友永の着飾っていない自然体な姿が垣間見えたように思う。濱崎の真の姿を見出そうとしていた友永だが、素の姿を引き出されたのは、彼の方だった。


 そして、2on1デートに臨むことになったのは、金子実加と中川友里。二人は、10年前に仕事で関わったことがあり、以前からの友人だった。だが、2回目のローズセレモニー直前に、金子に言われた一言で中川が涙したことから、二人の間にはどこか気まずい雰囲気が流れている。


 友永は「今まで出会ってきたタイプ」の金子と「出会ったことのないタイプ」の中川を「対極に位置する人」と表現。そんな二人の「極限状態になったときの態度」を見たいと話す。デート中、友永はお弁当を作ってきてほしいと頼んだり、5mほどの高さから水に飛び込もうと誘ったりと、二人を試すような言動をとった。「試されている」と感じながらも、中川と金子それぞれが、友永の思いに答えようとする姿は健気だ。特に中川は、泳げない上に高いところが苦手だと口にしながらも、意を決して岩の上から水に飛び込む。その勇気ある姿に、友永は驚きつつ「かっこよかったですね。すごく惹かれるものがありました」と絶賛していた。


 二人とのデートの後、ついに選択を迫られた友永。「この先、未来が見える人」を基準に、「後ろから自分を支えるのではなく、一緒に突き進んでくれる人」という理由で選んだのは、中川だった。その場を立ち去る金子の姿を見て、選ばれた喜びと脱落となる友人に複雑な心境を抱く中川。そのときの思いを、彼女はしっかりと言葉に表している。


 「このバラは、色んな人の思いが詰まったローズなんで。今までのローズの中で、一番儚くてデリケートだって感じてます」。


 続く、カクテルパーティーでは、積極的にアプローチする女性陣に、友永が厳しさを見せる場面もあった。岩間の「キスしてほしい」という願いをやんわりと断り、田尻には彼女に感じる違和感を正直にぶつける。「奥さんを探しに来た」友永の真剣さが伝わってきた。


 ローズの重みが増しつつある、4回目のローズセレモニー。残ったのは岩間、高田、田尻、中川、野原、濱崎、水田の7名。2on1で選ばれなかった金子のほか、岩城と城田もまたここで脱落となった。エピソード3で脱落した古澤未来の平手打ちも強烈だったが、岩城が「想いが伝わらず悔しい」と放ったパンチもまた引けを取らないほどの凄まじさ。悔しさを込めた重みのあるパンチを受け止めた友永は、「想いは感じちゃいましたね。そんだけ重たいもの(想い)あるんやったら、もっと先に見せてほしかったっていうのが、僕の本音です」と語った。


 エピソードを重ねるごとに、友永の結婚に対する意思と女性に求めることがはっきりと見えてくるようになった今シーズン。それに伴い、選ばれる側の女性陣は緊張感とローズに対する執着が増している印象だ。そんな女性たちから友永へ今後より一層、積極的なアプローチが仕掛けられることが予想される。それが逆効果になる場合も考えられるが、かと言って奥手になってしまっては、友永の望む「強い女性」像とはかけ離れてしまうはず。果たして、どんな駆け引きが繰り広げられるのか、今後も目が離せない。(文=片山香帆)


※高田汐美の「高」は「ハシゴ高」が正式表記。


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