嵐 二宮和也、ラジオで垣間見えた“庶民派”な一面 クールなスタイルとのギャップが魅力に

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2019年09月21日 06:01  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

「え? 出ないの、何で?」


 9月15日に放送された嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)で思わず二宮が叫んだ。9月11日に、日本テレビ系ラグビー2019イメージソングでもある新曲「BRAVE」をリリースした嵐。ファンも出演を期待していた13日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)には残念ながらその姿はなかった。冒頭の言葉はラジオ番組のスタッフから、「BRAVE」をリリースした週の出演がないと聞いた二宮が口にしたものだ。続いて飛び出した「いや、もうティッシュがなくなってきてるんだよね……」とのつぶやきには、SNS上のファンの間で「しっかり者のニノらしい」「さすが節約家」などの声が飛び交った。


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 『ミュージックステーション』の出演者には番組オリジナルのティッシュペーパーが配られる。出演したアーティストが後にSNS等で写真をアップするなどされ、ファンの間でも有名だ。二宮は過去の『BAY STORM』内で“Mステティッシュ”は5箱が1セットで、嵐の『ミュージックステーション』への出演が年に3〜4回であることから「1年間は余裕」「なくなりそうになった時に出られる」などと“ティッシュはMステにお任せ”とばかりに語っていた。しかし、今回の出演がないと聞かされると「出ないの? なんてこったい! これ一大事だ、二宮家で」と驚愕。「どうしよう、ティッシュなくなっちゃったな」と困った様子で語りつつも、「いけるかな? ギリ、ティッシュだけもらいに。“お疲れさまでした”って後輩とかに紛れて」とユニークな裏技まで考え出し、リスナーの笑いを誘った。


 また9月9日放送の『BAY STORM』ではCD販売店に感謝の気持ちを伝えるコメントも。二宮は番組内で10月16日には嵐のデビュー20周年を記念したビデオクリップ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』を発売することについて触れ、初回限定盤には72曲分のMVが収録されていることについて「7,182円ですもんね。曲割りしたって安いですよ」と二宮らしくお得感をアピール。加えて6月に発売されたベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』の予約開始日に電話が集中したことから、店頭予約に切り替えた店舗があったことについても「こればっかりは感謝しきれないよ。こっちがやってください、って言ってもさ、なかなかやってくれるもんでもないじゃない。それをさ『5×20』からやってもらって。ありがたしだよね」と溢れる感謝の気持ちを語った。


■バラエティ、スクリーン……フィールドに応じて変幻自在の才能
 二宮と言えばプライベートのほとんどの時間をゲームに費やすゲームオタクとしても有名だが、最近はあることをきっかけに定期的に運動をするようになったそうだ。8月30日に京セラドームで行われたライブのMCでは、人間ドッグに行ったところ内臓脂肪の数値が異常に高いことを告白。その数値を聞いた会場からはどよめきがあがったほど。それをきっかけに毎日の運動を習慣づけたところ、数値は平常値に戻ったというからほっと胸をなでおろしたファンも多かっただだろう。平常な数値に戻った自らを「新・二宮和也!」と称して会場のファンを沸かせる一幕も。


 二宮と言えば俳優としても光彩を放つ存在であることは広く知られているが、期待が高まるのが2020年公開予定の主演映画『浅田家(仮)』だ。『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)で映画賞を総なめにした中野量太監督がメガホンをとる。好青年から殺人犯まで幅広い役に挑む演技派・妻夫木聡と初タッグを組み、実在の兄弟を演じる話題作だ。二宮が演じる写真家・浅田政志は、無茶で自由奔放でありながらどこか憎めない人間味あるキャラクター。『検察側の罪人』(2018年)で演じた若き検察官・沖野役や、ドラマ『ブラックペアン』(2018年、TBS系)で演じた天才医師・渡海役とは違った新しい二宮の表情が垣間見れる演技も楽しみだ。


 9月21日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、久々に「二宮in迷子センター」が復活。迷子になった子どもを相手に、二宮ならではのユニークな対応が見どころとなりそうだ。頭の回転が速く機転が利く二宮は、バラエティでも大活躍。『ニノさん』(日本テレビ系)でのグループ料理対決では、途中までは料理など何もできないという様子を見せていたものの、制限時間が迫ってくるやいなや、さりげなく両手でフライパンを華麗に振る姿を見せファンを“胸熱”にする心憎い姿も。嵐としてはもちろん、俳優としても活躍し、類稀なる才能と努力で素晴らしい成長を遂げる二宮和也。努力を見せることなく鮮やかな結果を残すクールなスタイルと、庶民的な一面を持つギャップが人気の所以なのだろう。(北村由起)


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