尾崎豊さんの父が逝去していた、実家という「聖地」の今後を兄に聞く

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2019年09月24日 11:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

尾崎豊

 尾崎豊さん(享年26)のデビュー当時から、20代前半のライブ映像で構成された映画『尾崎豊を探して』が、来年1月に公開されることが決定した。

『卒業』『15の夜』『シェリー』などの名曲たちに込められた“思い”に注目する内容だそうです。400時間におよぶ映像を編集して作るということもあり、話題を呼んでいます」(スポーツ紙記者)

尾崎さんの誕生日の1日前

 '92年の死から27年がたった今でも、多くのファンが歌を聴き、思い出の地に足を運ぶことで、彼を近くに感じている。なかでも有名なのが、ファンの“聖地”となっている埼玉県内にある実家だ。

「父である健一さん(享年91)が住んでいて、ファンが仏壇に線香をあげるために訪ねていくと、快く中に入れてくださるんです。ここ数年は姿を見ていなかったのですが、どうやら昨年亡くなってしまったそうで……」(尾崎さんのファン)

 過去には、息子に向けた本を執筆したり、メディアへの露出も多かった健一さん。以前、週刊女性記者が訪れた際も、息子の秘蔵写真やグッズをうれしそうに見せながら、

「やっぱりファンの方が来てくださるとうれしいですよね。私もここをきれいに管理しておかないといけないなと責任感が出ますし」

 と語ってくれたことも。

昨年の11月28日に亡くなったそうです。尾崎さんの誕生日の1日前だったので、何か不思議な縁を感じてしまいますよね」(近隣住民)

 健一さんは、10年以上前に介護施設に入ってしまい、そこからは実家に誰も住んでいないという。

「尾崎さんの兄にあたるご長男と一緒に家に戻ってきたこともありました。最後に見かけたのは、1年ほど前でしょうか」(同・近隣住民)

 実際に実家を訪ねてみると、庭に雑草はなく、きれいに手入れされていた。“聖地”は今後どうなっていくのだろうか。尾崎さんの兄に話を聞いた。

実家という聖地の今後

─お父さまが亡くなられたことで、空き家の状態になっていると思いますが、実家はどうするつもりですか?

「今のところは何も考えてないんですよ」

─『尾崎豊記念館』のようなものを作りたいという考えはあるんですか?

「いやいや、まったく考えてないですよ。近所の方にも迷惑になりますから。ただ、ずっとあのままというわけにもいきませんので、いずれは処分しようかと思っています」

─まだご実家には、尾崎さんの命日になるとファンが集まると聞きましたが?

「親父が生きているころは、よく来てくださいましたね。ファンの方が手紙をくれたりもしましたし、お墓のほうには今でもたくさんの方が来てくださってると思います」

 健一さんの命日が豊さんの生まれた日の前日ということを指摘すると、

確かに……偶然ですかね

 彼の実家に入ることはできないかもしれないが、スクリーンで蘇る尾崎さんの歌声は多くの人の心に響くはずだ。

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  • 残しておいたってしょうがない。処分してしまうのが賢明にも。残したり、隠れていたものを掘りこしたりするだけが、供養ではない。
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