アルボン「レッドブル・ホンダF1に残留できるかどうか悩むより、今やるべき仕事に集中している」

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2019年09月27日 09:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第16戦ロシアGP木曜 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のシートのことに気持ちをとらわれることなく、現時点で自分がすべき仕事に集中していると語った。レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、来季のマックス・フェルスタッペンのチームメイトはアルボンとピエール・ガスリーから選ぶと最近発言した。

 今季トロロッソからレッドブルに昇格したガスリーのパフォーマンスに不満を持ったレッドブルは、サマーブレイク明けからガスリーをトロロッソに戻し、トロロッソのルーキー、アルボンをレッドブルに昇格した。

 アルボンはこの3戦で5位1回、6位2回という堅実な結果を残している。

「すべてうまくいっている。チームがしっかり支えてくれているおかげだ」とアルボンがロシアGPを前にソチで語ったとformula1.comが伝えた。

「僕が新しい環境に慣れてチームから学習できるよう、助けてくれている。質問にもオープンに答えてくれるんだ」

「大きなプレッシャーがかかっているように思われるだろうが、僕自身はそこまでは感じていない。今は物事を学び、観察しているところだ。来年のことに気持ちを集中させているわけではない。目の前の仕事に集中し、最大の結果を出そうとしている。最終的にリザルトが重要になるからね」

「今は具体的な目標を掲げることなく、1戦1戦に取り組んでいる。まだたくさんレースが残っている。チームから圧力をかけられるようなこともない」

 アルボンはロシアGPでパワーユニットのエレメント交換により5グリッド降格のペナルティを受けて決勝に臨むことになるが、いつもと同じアプローチで戦うという。

「僕は自分の仕事をするだけだ。それがいい仕事かどうかはチームが判断してくれる。データが大量にあるから、状況が分かるだろう。だから苛立つ必要はない」

 アルボンはソチではFIA-F2で優勝した経験がある。
「F2時代、ソチでレースをしたことがあり、その時、優勝した。面白いコースだし、知っている場所だからまた走れてうれしい」

「90度コーナーが多いコースで、そこが得意だと有利になる。ロングストレートがあってオーバーテイクも可能だし、温度や湿度の面でもシンガポールとはだいぶ違う状況になるだろう」

「ロシアでは、ここまでに学んだことを最大限に活用し、チームのためにできるだけいい結果を持ち帰るべく戦う。それが僕の目標だ」

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