『いだてん』松坂桃李、本格登場はこれから“チーム田畑”での活躍を期待する声「いよいよ岩ちんの出番ですね」

0

2019年10月03日 13:41  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

1964年東京五輪招致に貢献した岩田幸彰役を演じる松坂桃李
松坂桃李が10月1日、自身のTwitterでNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』のクランクアップを伝えた。主人公を演じた金栗四三役の中村勘九郎に田畑政治役の阿部サダヲ、脚本を手掛けた宮藤官九郎と「いだてん完泳」と描かれたくす玉の垂れ幕のもとで並ぶ記念写真とともに、「この作品に関わる全てのキャスト、スタッフの方々、本当に長い間お疲れ様でした。ありがとうございました」「皆様、残りのいだてんも宜しくお願い致します!」と呼びかけている。ドラマの撮影は全て終わったものの、オンエアでは松坂が演じる岩田幸彰が本格的に活躍するのはこれからだ。

9月29日放送の第37回「最後の晩餐」では、1940年東京オリンピックの開催が決定しながら日中戦争が始まったことで開催に反対する声が膨らむ。夢に見た東京五輪招致に漕ぎつけた嘉納治五郎(役所広司)はエジプトでのIOC総会に参加して中国をはじめ各国から猛抗議を受けるが、「今こそ日本で開催してオリンピックと政治は無関係だと証明する時だ。私を信じてほしい」と訴えた。各国の反発を封じ込めて東京オリンピック開催の夢をつないだ嘉納だったが、エジプトから帰国する船上で体調を崩し、乗り合わせた外交官・平沢和重(星野源)に遺言を残して息を引き取ったのである。

1912年(明治45年)に行われたストックホルムオリンピックに、日本から初めてマラソンの金栗四三と短距離走の三島弥彦(生田斗真)を出場させた嘉納治五郎。その後も日本選手がオリンピックで活躍する環境を築いた彼が亡くなったことで『いだてん』も大きな局面を迎える。

第38回「長いお別れ」では、ついに太平洋戦争が勃発。時代の波に翻弄されるなか、東京オリンピック開催に向けて活躍するのが嘉納治五郎の意志を継いだ田畑政治(阿部サダヲ)をはじめ東京都知事の東龍太郎(松重豊)に外交評論家・ジャーナリストとなる平沢和重(星野源)、そして日本オリンピック委員会常任委員の岩田幸彰(松坂桃李)だ。

岩田幸彰は1956年にメルボルンオリンピックの団長を務めた田畑政治から懇願されて秘書になり、翌年には日本オリンピック委員会の役員に就任して1964年の東京オリンピック招致に貢献した。女性に人気があり「岩ちん」の愛称で親しまれる。

実は第1回「夜明け前」で1964年東京オリンピックが決定するシーンに星野、松重、松坂が短時間ながら出演していた。また、松坂は7月下旬に都内のグラウンドでロケが行われ、炎天下のなかワイシャツにネクタイ姿で撮影に臨むところが『FRIDAY』で紹介されており、その場面はこれからオンエアされるものと思われる。

今回、松坂がクランクアップの報告とともに「インしたのが去年の9月。オンエアではまだ本格的に登場してないのでなんとも言えませんが、チーム田畑として参加できたこと本当に嬉しかったです」とツイートしたところ、フォロワーから「いだてんアップおめでとうございます 放送では、いよいよ岩ちんの出番ですね、楽しみにしています」、「お疲れ様でした 岩ちん登場 すごく楽しみにしています」といった声が多数寄せられており、女性の視聴者が増えそうだ。

画像2枚目は『松坂桃李 2019年10月1日付Twitter「そして、宮藤さん、阿部さん、勘九郎さん、この作品に関わる全てのキャスト、スタッフの方々、本当に長い間お疲れ様でした。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
    ニュース設定