野田洋次郎“関電金品受領問題”や “消費税増税”をバッサリ ロックの気概感じるツイート

2

2019年10月03日 16:02  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

映画『トイレのピエタ』で共演した杉咲花の誕生日を祝福する野田洋次郎(画像は『野田洋次郎 Yojiro Noda 2019年10月3日付Instagram「Happy Happy Birthday Hana!!」』のスクリーンショット)
ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が10月2日、Twitterで関西電力の金品受領問題を巡る社長の記者会見を受けて苦言をつぶやいた。高浜原子力発電所がある福井県高浜町で助役を務めた森山栄治氏(今年3月死去)から関電役員ら20人が多額の金品を渡されたことが発覚。関電が行った会見で岩根社長が明かした生々しい内容には、野田も呆れてしまい指摘せずにいられなかったのだろう。

岩根社長によると、ある時は菓子折りの袋を渡されて後で確認したところ底に金貨10枚(約150万円相当)が入っており、保管していたが森山氏側に税務署調査があった後、昨年2月に返却したという。森山氏は現金の他にそうした金貨や米ドル、商品券、金杯などを袋の底に入れたり直接手渡ししており、返そうとすると「無礼者」と声を荒らげたそうだ。思わぬ形で権威ある森山氏と関電を巡る「原発マネー」の実態が明らかになった。

野田洋次郎は、そうした内容を「関電社長の会見『お菓子の下に金貨』のデフォルト時代劇感。水戸黄門時代から権力と金があるところはなんも変わらないんだなぁ。あーいやだ」と皮肉を込めて指摘している。

フォロワーからは「ひどいですね〜電気料はその間値上げしているそうです。モラルが無さすぎて呆れますね〜」、「偉くなったら感覚おかしくなるんかな? やだねー」、「ホント、嫌だ嫌だ! 困ってる人が沢山いらっしゃるのにね!!」などの反響があり、なかには「その思いをぜひ音楽にしてください」という声も見受けられた。

彼は9月30日にも消費税増税目前に「あと願わくばなんかの手違いで消費税が10%にならなくて役人とか大臣とかエラい人がアップアップになりますように。そして僕らみんなが幸せになりますように」とツイートして、「ホントそれ!!」、「消費税増税ってこれで止まらない怖さがある。アップアップになる人達は痛くも痒くもないんだろうけど…」、「エラい人の給料10%カットしたら消費税5%に戻せる気がする そしたらみんな幸せになれるのにね」、「増税って、政治家の昇給のためだと思ってます」と多くの共感を呼んだ。

8月6日には『ミュージックステーション』のリハーサルを終えてツイートするなか、フォロワーに「色々質問もらいましたが一般観覧は女性だけみたいです。今の時代に少し不思議だなと思いつつ、そういうルールみたいなのですいません」と返した。これから自分が生出演する番組について、暗に時代遅れを指摘した形である。

アニメ映画『君の名は。』に続き『天気の子』でRADWIMPSが音楽を担当したことで、世間に“シンガーソングライター野田洋次郎”のイメージが広まるなか、あえて権威にもの申すツイートを連発するあたり、ロックミュージシャンの気概を感じるではないか。

画像は『野田洋次郎 Yojiro Noda 2019年10月3日付Instagram「Happy Happy Birthday Hana!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

このニュースに関するつぶやき

ランキングエンタメ

前日のランキングへ

ニュース設定