生田斗真はジャニーズ1・オーラがない男? 『俺の話は長い』の撮影は“試合”

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2019年10月07日 10:21  リアルサウンド

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生田斗真

 『俺の話は長い』(日本テレビ系)の第一話試写会&舞台挨拶が6日、日テレホールで行われ、生田斗真、安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子が登壇した。


 本作は、無職ニート、31歳、ヘリクツを駆使するダメ男の、奮闘やしょうもなさを笑いながら見守るホームドラマ。大学中退後、コーヒーにハマり起業するも失敗。実家に寄生していた岸辺満(生田)の人生が、マイホーム建て替えのために転がり込んできた姉家族によって、一気に動き出す。脚本家・金子茂樹によるオリジナル作品で、30分×2本立てで放送する。


【写真】肉を持って喜ぶ生田斗真


 生田が「『俺の話は長い』だけど、おもしろくて長くは感じないドラマになっていると思う」と挨拶すると、会場からは大歓声。「ワンシーンワンシーンがとにかく長い。一人一人のセリフが膨大な量なので、控え室で待っている間は練習したり、呼吸を合わせている」と話し、「真面目です! 真面目な役者が揃ってます」と熱弁して笑いを誘った。


 小池も「楽しいですよね」と頷き、「ヘリクツを言ってるんだけど、芯が通っているというか、妙に納得させられるというか」と作品をアピール。安田はそんな2人を「誇らしい」と絶賛し、「よくもまぁ、あんなに覚えて喋るなって。終わった後に拍手していますよ」と尊敬の眼差しを向け、さらには撮影を“試合”と表現。「第一試合・生田斗真対〇〇、第二試合生田斗真対〇〇、本日のメインイベント生田斗真対〇〇、夜になったらまた……よくカラダが持ってるな」と生田を称えると、生田は「いま4話の台本が手元に来たんですけど、セリフがまた増えてるんですよ。“コイツら、やれんな”みたいな感じで、もっと長くなってんの……気をつけてほしい!!」と訴えていた。


 これまでにも生田と共演経験がある小池は、今作の生田について「最高ですよね。やっぱ生田斗真はすごいなって思う。あとは、私の大好きな斗真の屈託ない笑顔がたくさん見られる。“うぅ〜ん、かわいいっ”みたいな」と、姉としての本音をぽろり。「斗真はジャニーズ1・オーラがない男だって思っているけど、そこがいいように作用している。(生田は)舞台の主演なのに、楽屋入りで守衛さんに止められるような人。その陰っぽいところが斗真の色っぽいところでもあって、そこを生かした脚本だなと思います」とコメント。満の母親を演じる原田も「自立してもらわないと困るけど、生田くんなら“いっか”と思います」とほほえむなど、生田の愛され力が垣間見えた。


 一方、清原は生田と初共演。印象について聞かれると「そうですね……」と沈黙。生田から「絞り出せ!」とエールを送られると、クシャっと笑顔を見せ、「冷静な人っていう印象です。現場でも常に周りを見て動いていらっしゃるというか、雰囲気をすごく作ってくださるお方。いかがでしょうか?」とかしこまって回答。生田は「今の発言でもわかるように、すごく仲良く、和気藹々とやらせてもらっています」と、堅いムードを打ち消すようにおどけて笑わせた。


 また“話すと長くなってしまうテーマ”についての質問が飛ぶと、「なんだろう……」と考え込むキャストたち。小池が清原に「お餅が好きなんだよね?」と振ると、清原も「すあまが好きなんです! でも、そんなに話すようなことじゃない」と恐縮気味。そんな中、生田は「僕、カレー大好きなんですよ。ハンバーグも大好きなんですよ。でも、ハンバーグカレーってちょっと許せなくて。ハンバーグの良さは肉を割った時に出る肉汁だけど、カレーのルーと混ざってしまうことで両方の良さを消してしまう」と、役柄を彷彿とさせるトークで会場を沸かせた。


 さらに“家族と言い合ったエピソード”として生田は「4つ下に弟がいるんですけど、子どもの頃は本当にたくさんケンカをしまして。取っ組み合いをすると僕が勝つけど、弟はどうにかお兄ちゃんを負かそうと、口で攻撃する。その特性を生かして、弟はアナウンサーになりました」とにっこり。また穏やかな家庭に育ったという安田は「親父が怒ったのは、親父の寝室からエッチなビデオを見つけ出して、それを俺が観ていたとき。平和な家庭でした」としみじみ振り返った。


 イベントの途中、KinKi Kidsの「Happy Happy Greeting」が流れる中、清原が運んできたのはローストビーフのケーキ。明日、35歳の誕生日を迎える生田へのサプライズなのだが、生田は「レディー・ガガ的な」と目を丸くし、「ローストビーフは好きだけど……特別好きってことでもない」とポツリ。それでも「おめでとう!」という祝福の声には満面の笑みを浮かべ、決めポーズからパクリと口にすると「うまいっ」と満足気だった。


 35歳の抱負として「このドラマにすべてをかけて、楽しくて胸がホッコリするようなドラマを国民のみなさんにお届けしたい」と宣言。MCの辻岡義堂アナから「泣いてもらってもよろしいですか?」と促されると、「違うのよ〜。なんでローストビーフなんだろう。どう考えてもわかんない」と困惑の様子。だが、安田が「いろいろ、偉い人が考えたのよ」とまとめると、生田も納得したように「じゃあ、いっか!」と、とびきりの笑顔を見せていた。


(nakamura omame)


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