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系外惑星発見と宇宙初期進化=欧米3氏にノーベル物理学賞

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2019年10月08日 19:31  時事通信社

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時事通信社

写真ノーベル物理学賞に決まったミシェル・マイヨール氏らが1995年に初めて太陽系外で発見した惑星「ペガスス座51番星b」の想像図(画像左の天体)(欧州南天天文台提供)
ノーベル物理学賞に決まったミシェル・マイヨール氏らが1995年に初めて太陽系外で発見した惑星「ペガスス座51番星b」の想像図(画像左の天体)(欧州南天天文台提供)
 スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2019年のノーベル物理学賞を、太陽系外の惑星を初めて発見したスイス・ジュネーブ大のミシェル・マイヨール名誉教授(77)とディディエ・ケロー教授(53)、宇宙初期の進化過程を理論的に解明した米プリンストン大のジェームズ・ピーブルズ名誉教授(84)に授与すると発表した。

 マイヨール、ケロー両氏は1995年、フランス・オートプロバンス天文台の望遠鏡を使い、約50光年離れた恒星を精密に観測。木星のようなガス惑星「ペガスス座51番星b」が公転周期約4日で回っているのを発見したと発表した。

 惑星は小さく暗いため、直接観測は難しい。両氏は惑星が恒星の周りを公転すると、恒星が惑星の重力を受けて周期的にふらつく現象に注目。遠ざかるときと近づくときでは光の波長が変わるドップラー効果を利用し、惑星を突き止めた。

 その後、惑星が恒星の手前を横切るたびに恒星が暗くなる現象も利用され、惑星が多数発見された。岩石質で液体の水がある「第二の地球」を探し、大気観測で生命の存在を証拠付ける物質の発見を目指す研究が進んでいる。

 ピーブルズ氏は宇宙がビッグバンで誕生した後、高温で密度が高い状態から膨張し、冷えて現在に至る過程を理論的に解明。宇宙全体から一様に届く電波「宇宙背景放射」の観測から、宇宙の大半は正体不明の暗黒物質や暗黒エネルギーで占められ、通常の物質はごくわずかしかないことなどの理論予測に貢献した。これらは天文衛星による観測で裏付けられた。 

2019年のノーベル物理学賞の受賞が決まったジェームズ・ピーブルズ氏(EPA時事)
2019年のノーベル物理学賞の受賞が決まったジェームズ・ピーブルズ氏(EPA時事)


2019年のノーベル物理学賞の受賞が決まったディディエ・ケロー氏(EPA時事)
2019年のノーベル物理学賞の受賞が決まったディディエ・ケロー氏(EPA時事)


2019年のノーベル物理学賞の受賞が決まったミシェル・マイヨール氏(EPA時事)
2019年のノーベル物理学賞の受賞が決まったミシェル・マイヨール氏(EPA時事)

このニュースに関するつぶやき

  • 系外惑星の発見はノーベル賞をもらって当然だと思います。惑星の発見実績から考えると宇宙には数えきれないほどの惑星がある、地球外生命もあって当然と推測されます。
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  • 何国人かということは業績とは関係ない。ただし、その評価に客観的担保があってのことだが。
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