QuizKnock『沼にハマってきいてみた』2度目の出演を振り返る 伊沢拓司不在で挑んだ意義とは?

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2019年10月10日 12:31  リアルサウンド

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 『東大王』(TBS系)でおなじみのクイズ王・伊沢拓司率いるQuizKnockから、ふくらP、こうちゃん、山本祥彰、須貝駿貴が、10月7日放送の『沼にハマってきいてみた』(NHK Eテレ)に出演した。


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 QuizKnockの出演は、今年7月22日に放送された企画「クイズ沼」に伊沢、こうちゃん、ふくらP、須貝が登場して以来。2回目となる今回も、QuizKnockプレゼンツの“解くだけで脳が鍛えられるクイズ”を番組MCとゲストが解答するという形式は変わらない。だが、今回は“伊沢不在”での出演を決めている。これは、「伊沢拓司のQuizKnock」ではなく、「QuizKnock」として世間に広く認知されてきた証ではないだろうか。


 解答者は、桜井日奈子、小沢一敬(スピードワゴン)、YouTuberのえっちゃん(ボンボンTV)の3名。オープニングに、お試し問題として出題された「生き物の名前じゃないのはどれ?」「恋」「記事」「肺」「時」(正解は「肺」)や、「答えが1000になるのは?」「99+1×10」「99+1×9」「99+1×5」「99+1×901」(正解は「99+1×901」)に、えっちゃんは「瞬発力が問われますね。めちゃくちゃ難しい」と頭を抱えた。


 前回同様に、特撮ヒーローのコスプレに身を包んだQuizKnockのメンバー。代表してふくらPが、「今までになかった新しいタイプのクイズを持ってきたので」と、2度目の出演に対する意気込みを語った。そして、こうちゃん、山本、須貝の背中には「記憶力」「発想力」「分析力」の文字があり、ふくらPはこれら3つが鍛えられるクイズであると説明する。ポーズが決まったところで、MCを務める高橋茂雄(サバンナ)から、QuizKnockが本番直前に振り返り方の確認をしていたことを暴露されてしまう一幕もあった。


 ほかにも、メンバーそれぞれが、「〇〇力」レンジャーとしての決めポーズを披露。「記憶力」レンジャーを務めるこうちゃんは「映像をしっかりメモリーしてね! メモった! メモった!」、「発想力」レンジャーの山本は「閃きを鍛えられるぞ! 発想!」、「分析力」レンジャーの須貝は「はーい! こんにちは! ナイスガイの須貝です! クイズで分析力を鍛えるぞ!」「分析せきせき関ヶ原。天下分け目の戦いじゃ!」と、各々がばっちりポーズを決めてVTRに繋げる。サバンナの高橋が、須貝のコメントに黙っていられず、「自分であんま『ナイスガイ』って言うやつおらんやろ」とツッコミを入れると、須貝は「でも、この間アメリカ行ったときにもウケましたよ」と打ち返して、笑いを誘った。


 そんな中、記憶力クイズでは、QuizKnockが、よかろうもん(音楽を中心としたエンターテインメントグループ)のチャンネルに出演した際に、アカペラカバーした「パプリカ」(NHK2020 応援ソング)にまつわるクイズを出題していたのも、面白いポイントだ。


 番組のラストには、最低得点となったえっちゃんが、頭を鍛えるスペシャルトレーニングとして、ふくらP指導のもと罰ゲーム(脳トレ)のスクワット暗算に挑む。スクワットをしながら、簡単な引き算をやっていくえっちゃんの姿で、番組は終わりを迎えた。


 NHKのYouTubeチャンネルには、スペシャル問題として、いまSNSで人気のキャラ巻きを作る映像から、記憶力クイズが出題されている。「番組を見逃してしまった……」「もっとクイズを楽しみたい!」というファンは、ぜひ問題に挑戦してみよう。


 伊沢が、朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)の月曜日レギュラーコメンテーターに抜擢されたり、『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)内でカズレーザーとの新企画「なんでもクイズにしちゃうぞ!」をスタートさせたりと、さらなる躍進を遂げる中、ふくらP、こうちゃん、山本、須貝が『沼にハマってきいてみた』へ出演し、しっかりと爪痕をの残した。QuizKnockが決して伊沢だけではないということを今回、改めて証明できたのではないだろうか。(文=汐華熱波)


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