ティモシー・シャラメ『キング』、Netflix配信に先駆けUPLINK渋谷・吉祥寺で10月25日より公開

　Netflixオリジナル映画『キング』が、11月1日からの配信に1週間先駆け、10月25日よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて劇場公開されることが決定した。

参考：森直人の『ROMA／ローマ』評：キュアロンの壮大かつ正統な“自主映画”から考える映画の「現在」

　本作は、第76回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門でワールド・プレミア上映された、ティモシー・シャラメ主演作。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヘンリー四世』2部作や『ヘンリー五世』にインスパイアされたストーリーで、英国王である父の死後、王位を継承したハルの物語が描かれる。自由気ままな王子が、宮廷の問題や戦争、混乱の時代を経験しながら、国王としてたくましく成長していく。

　シャラメのほか、ロバート・パティンソンがヘンリーと対立するフランスの王太子役で出演。また、ヘンリー4世役にベン・メンデルソーン、フランスの王女キャサリン役にリリー・ローズ・デップが名を連ねている。監督を務めたのは、『アニマル・キングダム』『ウォー・マシーン：戦争は話術だ！』のデヴィッド・ミショッド。

　Netflix作品では、第91回アカデミー賞で外国語映画賞、監督賞、撮影賞の3冠を受賞した『ROMA／ローマ』が2018年12月14日より配信され、2019年3月9日より全国のイオンシネマで公開された後、3月21日よりアップリンク渋谷・吉祥寺で上映された。アップリンクでは6カ月のロングランとなり、本作はそれに続く劇場公開となる。（リアルサウンド編集部）