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「主演に選ばれても浮き足立たなくなった」松岡茉優、“負け続けた子役時代”で得た特権

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2019年10月13日 08:40  ORICON NEWS

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写真松岡茉優(撮影/飯岡拓也) (C)oricon ME inc.
松岡茉優(撮影/飯岡拓也) (C)oricon ME inc.
 10月4日より公開が皮切りとなった映画『蜜蜂と遠雷』。国際ピアノコンクールを舞台に、栄伝亜夜、高島明石、マサル・C・レヴィ・アナトール、風間塵という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、成長の過程を描いた作品だ。主演の栄伝亜夜を演じたのは女優・松岡茉優。第42回日本アカデミー賞において、『勝手にふるえてろ』で優秀主演女優賞、『万引き家族』で優秀助演女優賞を受賞するなど、いまを輝く女優の一人だ。

【写真】松岡茉優、バキバキに腹筋が割れた姿を披露

 事務所に所属したのも、わずか8歳からと順風満帆な道のりを歩んでいるかと思いきや、以前テレビ番組に出演した際に「子役出身って言っていいのか分からなくなるほど、お仕事がなかった」と、幾度となくオーディションに落ち続けた過去があったことを語っていた。今回彼女が演じた栄伝亜夜が、5歳でCDデビュー、「天才少女」として名を馳せてきたことを踏まえると、歩みは真逆とも言える。今回、本人に当時の経験がもたらしたエピソードを聞いてきた。

■自身が演じた栄伝亜夜は「ただの暗い子ではない」

――自身が演じた栄伝亜夜のパーソナリティをどう感じていますか。幼くしてピアノの才能が花開き、天才少女と称されたが、母の死のショックでピアノが弾けなくなり音楽界から離れた……という過去に影を落とす女性ですが。

【松岡茉優】監督と最初にお話しした時に、「ただの暗い子にはしたくない」とおっしゃっていて、それは私も同感で。(栄伝)亜夜は感情の方向が常に自分に向いているだけで、決して暗い子では無いんですよね。だからみんなと一緒にはしゃいだりもするし。

――ピアノの演奏シーンが数多くありましたが、言われるまでずっと生で弾いているかと思っていました。それぐらいすごい迫力で。

【松岡茉優】実際には、ドイツ在住のピアニスト河村尚子さんが弾いてくださっているんですけど、録音の時見させて頂いたら、トマトがはじけたかのようなみずみずしい躍動感でしたね。それをできるだけ再現しようと、演奏の映像を何度も見て参考にさせていただきました。

■子役時代「負け続けた」経験がいまの自分を作ってくれた

――亜夜が「天才少女」と称されていますが、それを聞いた時、松岡さんの子役時代のことが浮かんだんです。以前何度かメディアで、「オーディションを受けては落ち続け……」という亜夜とは対極の話をされていましたよね。当時の経験みたいなものって今にどう役立っていますか。

【松岡茉優】たくさん「負け続けた」ことで、周りと比べなくなりましたね。最初のころは「あの子凄い可愛いな」「〇〇に出てた子だ、やっぱりお芝居上手だな」なんて自分と比較して、常に気後れしていた記憶があります。でも、高校生ぐらいから「彼女たちに出来ない事が私にもある」という気持ちの変化があってからはだんだん上向いてきて。

――その高校生時代は『桐島、部活やめるってよ』『あまちゃん』などトピックスとなる作品への出演が続きましたね。

【松岡茉優】「飾らない私を必要としてくれる人がいるんだ」っていうことに気づけましたし。あと、最初から主演を任されたりしなかったことで「冷静さ」を持たせてくれましたね。どんなに褒められても、今回のように大きな作品の主演をいただいても、浮き足立たなくなりました。それは子役時代から“上がっていった”私だけの特権なんだなって思いますね。

■松岡茉優が考える「才能」とは

――原作の恩田陸さんは、この作品のためピアニストたちの取材をしていく中で、「才能というのは『続けられる』ことだと思う」とおっしゃっていたんですが、松岡さんにとって「才能」とはどんなものだと思いますか?

【松岡茉優】うーん……種類が違えば才能なんて誰にでもあるものだと思っています。「天才」って言われるとまた別だけど。「才能」で言うと、数学がとても得意なのも才能だし、悪口を悪口と思わないのも才能だし。一人一人に必ずどこかにあるのが才能だと思っています。でも、それを維持し続けるのが難しいんですよね。

――最後にいまの松岡さんが、今後どんな目標を持っているのかお聞かせください。

【松岡茉優】まずは、やはり『蜜蜂と遠雷』を一人でも多くの方に見てもらって、クラシックという音楽との隔たりを無くしていくことです。この作品で4人それぞれが演奏しているのを見ると、ダイナミックに演奏する人もいれば、繊細に演奏している人もいて、終始バトルアクションを見ているかのようにドキドキして頂けると思います。

 あと、元々本を読むのが大好きなんですが、今回恩田先生の特別な作品で主演を任せていただいたというのは5年後、10年後を振り返った時、ターニングポイントとも言える、それほど大きな作品でした。なので、心して演じましたし、“1,000円台で行ける演奏会”を気軽に映画館に見に来てほしいです。

――“1,000円台で行ける演奏会”、良いキャッチフレーズですね。

【松岡茉優】厳密には2000円弱ですけどね(笑)。

(撮影/飯岡拓也)

このニュースに関するつぶやき

  • 『蜜蜂と遠雷』面白く勉強になったよ����松岡茉優はトラウマや闇を抱えた葛藤描写の演技が上手く、適役だったね�Ϥ���鹿賀丈志扮する本選指揮者登場からの緊張感は愉快で、プロコフィエフ2曲も聴けます�ԥ���
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  • 『万引き家族』での松岡茉優の演技凄く良かったから皆に見てほしい。万引き家族見てから松岡茉優のこと好きになったし、応援したいと思った。だからこれからもどんどん映画やドラマに出て欲しい! https://mixi.at/aglTnnG
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