YOSHIKIの着物ブランドがオープニング飾る、楽天が冠スポンサー就任して初の東京ファッションウィーク開幕

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2019年10月14日 15:21  Fashionsnap.com

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「YOSHIKIMONO」ショー フィナーレの様子 Image by: FASHIONSNAP.COM(Koji Hirano)
東京のファッションウィーク「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」が、10月14日の今日開幕した。トップバッターはアーティストのYOSHIKIが手掛ける着物ブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」。オープニングステージとして、YOSHIKIのピアノ演奏が華を添えた。
【各日ショーのスケジュール】楽天が冠スポンサーを務める初の東京ファッションウィーク、トモ コイズミやLVMHグランプリブランド参加

 YOSHIKIはこれまで東京のファッションウィークに2度参加。初回は「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO2016 S/S」でブランドの本格デビューとしてファッションウィークのトリを飾り、2回目はアマゾン ジャパン合同会社(Amazon Japan)が初めて冠スポンサーを務めた「Amazon Fashion Week TOKYO 2017 S/S」で今回同様にオープニングを担当した。
 ショーはYOSHIKIのピアノ演奏とともにスタート。パリをはじめとした世界のファッションウィークにモデルとして出演するユミ・ランバート(Yumi Lambert)がファーストルックで登場し、ドレスキモノを披露した。メタリックなカラーやドクロモチーフといったロックな雰囲気を残しつつ、繊細なラメを施したエレガントなアイテムが彩った。このほか、「マーベル(MARVEL)」とコラボレーションして制作したYOSHIKIが主人公の漫画「ブラッド・レッド・ドラゴン(Blood Red Dragon)」や、諫山創の漫画「進撃の巨人」のモチーフをプリントしたユニークなアイテムが登場。最後は白い着物に裏地が真紅のロング丈の羽織を纏ったモデルがYOSHIKIの演奏に合わせてランウェイを歩き、天井から赤い花びらが舞い落ちると、YOSHIKIがモデルたちの先頭に立って深く礼をして幕を閉じた。
 日本ファッション・ウィーク推進機構による東京ファッションウィークでは、前回まで冠スポンサーを務めたアマゾン ジャパンに代わり、今回から楽天が初めて冠スポンサーを務める。10月14日から20日の7日間にわたり、渋谷ヒカリエや表参道ヒルズを主会場に、国内外のブランドがショーやインスタレーションを実施。パルコ(PARCO)が行う、若手デザイナーの発掘と支援を目的とする新インキュベーションプロジェクト「ネクストエイジパルコ(NEXT AGE PARCO)」や、小嶋陽菜が手掛けるファッションブランド「ハーリップトゥ(Her lip to)」のリミテッドストア、ニューヨークファッションウィークで行ったショーを機に海外メディアからも注目されている小泉智貴が手掛ける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のショー、アフリカの平和と成長への貢献を目的に掲げた新設プログラム「FACE.A-J」など、都内各所で様々な関連イベントが開催される。
>>楽天が東京ファッションウィークの冠スポンサーに決定、2020年春夏から「Rakuten Fashion Week TOKYO」に
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