渋谷が“エンタメ×5G”で音楽プレーヤーに進化 音のAR「Audio Scape」提供開始

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2019年10月16日 11:21  リアルサウンド

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音のARサービス「Audio Scape」使用イメージ

 一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、KDDI株式会社は、「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」の第二弾として、2019年10月19日より開催される『第14回渋谷音楽祭』開催に合わせ、渋谷の一部エリアで「渋谷の街が、音楽プレーヤーになる。」をテーマとした音のARサービス「AudioScape」の提供を開始する。


(参考:100年に1度の再開発で、渋谷は「テック×エンタメ」都市へ


 「Audio Scape」は、ユーザーがスマートフォンからウェブサイトにアクセスすることで、AIが位置情報・時間・気分・天気などを解析し、それぞれのエリアの世界観・カルチャーに合わせて音楽を自動選曲。今いる環境や時間に最適な音楽を提案することで、新たな音楽拡張体験を提供するというものだ。


 なお、「Audio Scape」はKDDIと株式会社デジタルガレージとの戦略的提携の一環として2018年より参画したオープンイノベーション型研究開発組織「DGLab(ディージーラボ)」が開発した音に関するウェブAR技術と、株式会社cotonおよび東京藝術大学により共同開発された音楽生成サービス「soundtope」を使用している。


 今後、「Audio Scape」は世界的なアーティストとのコラボレーションを予定しているほか、来たる第5世代移動通信システム「5G」時代を見据えて、KDDIの有するテクノロジーとオープンイノベーションを組み合わせることで、渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートしていくという。(リアルサウンド 編集部)


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