■秀樹がシャウト！「ギャランドゥ」その意味は
「ギャランドゥ」魅惑の響き。言わずと知れた、西城秀樹のヒット曲です。リリースされたのは1983年のこと。作詞作曲はシンガーソングライターの、もんたよしのりが担当しています。男心を掴んで離さない、魔性の女への想いを綴ったこの歌。ノリのいいリズムと、繰り返される「ギャランドゥ」のシャウトが、印象的に秀樹☆感激ですよね。
ところで「ギャランドゥ」って一体どういう意味なんでしょうか。なんとなく｢毛」を指す言葉だと思って生きてきたけど、それって正しいの？ そもそも「ギャランドゥ」って何語？ レコード発売から20余年、私たちを魅了して止まない「ギャランドゥ」の謎を追います。
■「ギャランドゥ」体毛説、「
あそこ」ってどこ？
インターネットを彷徨っていると、「ギャランドゥ」について大まじめに（？）検証しているサイトを発見。人名説、合いの手説、とくに意味なし説、英語説、体毛説などなど、実に様々な角度から「ギャランドゥ」の起源に迫っています。中でも熱いのが体毛説。
「へそ毛の意です（断言）」
「ズバリ！
あそこからおヘソにかけて生える毛のことです」
「確か、ユーミンが最初に
あそこら辺の毛のことを、『ギャランドゥ』と言い始めたんじゃなかったっけ？」
（Sledge Hammer Webより）
どうやら「
あそこからおヘソ」とか「
あそこら辺」のエリアが怪しいようです。「
あそこら辺」とは、厳密にどこら辺を指すのでしょうか。謎は深まります。気になるのは、「体毛」の意味を歌詞に当てはめても、全然しっくり来ないこと
（ギャランドゥの歌詞はこちらを参照）。体毛だとすると、秀樹はサビで「へそ毛！へそ毛！」とシャウトしていることになってしまいます。確かに衝撃の出会いではありますが……斬新！ しかし体毛説をアッサリ否定する情報も。
■「ギャランドゥ」意味なし説
「曲を作ったもんたよしのりのコメントによると、演奏時に発声したスキャットをそのまま歌のタイトルとして採用したもので、特に意味はない」（Wikipediaより）
特に意味はない……さらば、体毛のロマンよ。他にも「Gal And Do」など諸説ありますが、破壊力あるフレーズに聞き入るうち、意味なんてどうでも良くなってくるから不思議。即興でこの言葉を捻り出した、もんたよしのりに乾杯です。
では、意味のなかった言葉が、なぜ「毛」を指すようになったのでしょうか。有力なのは1988年〜1999年に放送されていたラジオ番組「松任谷由実のオールナイトニッポン」発祥説です。「毛」の表現を恥ずかしがったユーミンが、「ギャランドゥ」とぼかして言ったのが所以だとか。しかし松本人志を起源とする説も盛り上がっており、ユーミン説がファイナルアンサーと宣言するのは無粋というもの。答えをじらすミステリアスな毛、まさに小悪魔ヘアーですね（尚、広辞苑には載っておりません）。
| | | 左：「ギャランドゥ」の収録されたベスト盤「PLANETS-30th Anniversary 12 Songs-」で歌詞をチェック！
右：秀樹の35周年ベスト「Future Songbook 1999-2007」股間に手をあて「ギャランドゥ！」 |
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■あなたにとって「ギャランドゥ」とは
さて、生活レベルで大事なのは「ギャランドゥ」との付き合い方。Yahoo!知恵袋で、「ギャランドゥ」を検索すると、なんと168件がヒットします（2008年8月20日現在）。日本国民が、どれだけ「ギャランドゥ」を気にしているのかが、忍ばれる数字です。その多くは、語源や意味に集中していますが、お手入れに関する質問もちらほら。一般男性にとって「ギャランドゥ」とは、どんな存在なのでしょうか。
周囲で調査したところ、多かったのは「基本的に手入れしない」派。「海やプールに出かける際には剃る」という声もありました。中には「海パンからハミ出た場合は、腹毛として活かす」などの合理的な意見も。「ギャランドゥ」の領域を定めるに当たっては、海パンのラインが大きく寄与しているよう。
一方で、女性は男性の「ギャランドゥ」をどう思っているのか尋ねると、「特に気にしない」派が多数を占めました。ただし「あまり激しいのはちょっと」「自慢げに見せつけられると引く」など、生い茂る毛達をけん制する声も。無遠慮な「ギャランドゥ」で、女性の心のEEZを侵さぬよう、くれぐれもご注意を！（キキ／mixiニューススタッフ）
参考サイト
・Sledge Hammer Web
・「ギャランドゥ」Wikipedia
・所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ！
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