K2 UCHINO RACINGがアジアン・ル・マンにLMP2で挑戦。黒澤/トンのコンビでル・マン目指す

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2019年11月07日 06:21  AUTOSPORT web

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K2 UCHINO RACINGが2019-2020シーズンのアジアン・ル・マン・シリーズに挑戦することになった。
11月7日、K2 R&Dは株式会社内野製作所とタッグを組み、アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)の2019-2020年シーズンにオレカ07を投入、黒澤治樹/ショーン・トンのコンビで参戦すると発表した。日本チームとしては初めてのLMP2チームとしてル・マン24時間参戦を目指すという。

 2018年のスーパーGT GT300クラスチャンピオンである黒澤治樹とK2 R&Dが、新たな挑戦のフィールドに挑む。11月7日、K2 R&Dはさまざまな自動車・二輪車用ギヤを手がけ、F1をはじめモータースポーツでも幅広くギヤが使用されているメーカー、内野製作所とタッグを結成。『K2 UCHINO RACING』としてアジアン・ル・マンのトップカテゴリーであるLMP2クラスに挑戦することを発表したのだ。

 LMP2クラスでは使用できるマシンは4種類しかないが、K2 UCHINO RACINGではオレカ07をチョイス。内野製作所の内野徳昭代表がチームオーナーを務める。“ガンさん”こと黒澤元治監督が指揮を執り、黒澤治樹がドライバーに。コンビを組むのは、今季GT300クラスでエヴァRT初号機 X Works GT-Rを駆り誰もが認める速さをみせた香港人ドライバーのショーン・トンだ。

 同時にマシンカラーリングも公開されたが、ブラックのボディに内野製作所のイメージカラーである三色のトリコロール、そしてギヤの模様が描かれる精悍なものに。カーナンバー『96』の由来は言わずと知れたものだろう。

 日本ではこれまでLMP2クラスに参戦するチームはなく、K2 UCHINO RACINGが初と言える。そして目標はもちろんル・マン24時間参戦だ。全4戦でウインターシーズンに争われるアジアン・ル・マンを勝ち抜けばル・マンの出場権を得ることができる。

 2019-2020シーズンのアジアン・ル・マンには、GTカテゴリーにすでに3チームが参戦を表明するなど、日本チームの参戦が増えている。日本のファンにとって見逃せないレースとなりそうだ。

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