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山崎はるか、初のソロツアーは“特別な遊園地”に 『ハヤゴト』水蓮寺ルカも登場した東京公演

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2019年11月11日 11:01  リアルサウンド

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リアルサウンド

写真山崎はるか(写真=マツモトタカユキ)
山崎はるか(写真=マツモトタカユキ)

 その日、その場所にしか出現しない特別な遊園地のようだった。山崎はるかの1stライブツアー『HARUKA YAMAZAKI LIVE TOUR 2019 〜C’est Parti!!〜』は、“遊園地”をコンセプトにした1stアルバム『C’est Parti!!』を具現化したライブとなっていた。


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 ステージ上には遊園地の入り口なるゲートが設けられ、遠くにはお城やサーカスのテントが見えていた。遊園地の制服のような色違いのつなぎを着たキャスト(バンドメンバー)に続き、園長でメインキャストも務める山崎はるかがゲート前に登場。「この先、たとえどんなことが起こっても、ハッピー、根性、ぴょんぴょん乗り越えていくことを誓いまーす!」と声高らかに宣誓し、1stシングルのシークレットトラックとして収録されていた電波ソング「選手宣誓ガール」で賑やかに開場した。


 <HARUKA>というネームプレートをつけたキャストの山崎は「パンピーナ!」で甘酸っぱいレモンティーが入っているようなティーカップへと誘導。〈くるくるくるくる廻りだす〉というフレーズに合わせて、観客はペンライトをぐるぐると回し、「キセキ的☆スマイリュージョン」では、メリーゴーラウンドの前で迷子になっている“キミ”との出会いをセリフで表現。そして、アイマスクをつけた彼女が重い扉を開け、「Dark Sweet Nightmare」という名のホラーハウスへ。観客は直前にキャストの指導のもとで練習したフリで応戦し、山崎が見事なロングトーンをフロアに響かせると、場内からは大きな歓声があがった。


 ここで観客は園内で開催されたキャストによる「○×クイズ」と「大じゃんけん大会」に参加し、「それではそろそろ売店でパフェでも食べませんか?」と誘われてカフェへと移動。「ChuChuパフェ☆SP」では、チェリーやイチゴ、バナナ、ブドウ、チョコ、生クリーム、コーンフレークにウエハースが載った〈はるかスペシャル〉で血糖値(テンション)を最大値まで上げたあと、いきなり「ピンポンパンポーン」と園内放送が流れ、休憩タイムに。売店で購入できるお土産(グッズ)の推しを一人喋りのラジオ番組のトーンで紹介しているうちに、いつの間にか、愛猫の話となり、場内では笑いが起きていた。そして、「スペシャルゲストの準備ができたみたいです。そろそろお別れの時間となってしまいますが、この後もよろしくお願いします。山崎はるかでした」というコメントに続いて、アニメ『ハヤテのごとく!』で山崎がCVを務めたアイドル、水蓮寺ルカが登場!


 水色のオカッパ頭に赤いリボンのついた黒い肩出しドレスという出立でステージ中央に立つと、スッと息を吸い込み、2011年に公開された『劇場版ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH』のオープニングテーマ「僕ら、駆け行く空へ」を熱唱。さらに、福音書をモチーフにした水蓮寺ルカのコンセプチュアルな1stアルバム『福音』から90年代のJ-POPを思わせるデジタルロック「-paradigm shift-」(アニメ第3作最終話の挿入歌)を歌い、「みんな、久しぶり!」とあいさつ。「ハヤテくん、見てるかな?」と語りながら、関係者席に原作者である畑 健二郎氏が応援に駆けつけてくれていることも明かした。


 アニメの第4作7話のエンディングテーマに起用されたバラード「月の祈り」をまさに祈りを捧げるように歌い上げ、1stシングルのカップリングに収録されていたシンセポップ「Forever Star」に続いては、ヘヴィーなダークロック「GIFT」を東京公演のみ披露。最後に、「なかなか機会がないと思うので、水蓮寺ルカの姿を目に焼き付けてください」と呼びかけ、アニメ第3作のエンディングテーマ「恋の罠」をスタンドマイクでエモーショナルにパフォーマンスしてフロアの熱気をあげて、水蓮寺ルカはステージを後にした。


 バンドメンバーの紹介を経て、ポップコーンや風船、ジェットコースターの線路などのモチーフがプリントされたキャストの衣装から一転し、白いロングドレスを身に纏って再登壇した山崎と観客は遊園地のメインともいえるジェットコースターに乗車。EDMのような高揚感をもたらすシンセポップ「Supersonic Mighty Dream」では園内を猛スピードで駆け抜け、ウィスパーボイスが印象的なロックアンセム「Dragon Dance」では、鏡に囲まれた空間をぐるぐると回ってるような感覚に陥った。


 山崎はるかに戻って歌うバラードパートでは、楽曲に込めた思いを吐露した。「生まれて初めて作詞に挑戦したんですけども、1stワンマンで“みんなありがとう”っていう曲を歌っても、“いや、今、初めて会ったし……”ってなるかなと思って(笑)。それよりも私の気持ちの根源を知ってもらおうと思って。私はすごく温かい家庭に育って、愛を受けているというのを、今度はみんなにあげるよっていう気持ちを込めました」と語り、「ヒヤシンス」でファンに愛を届け、「金曜日のBambi」では隣に寄り添って元気を分け与えてくれた。


 「オレンジ色の夕焼けが見えてきました」という言葉を合図にイルミネーションが輝き始め、夜の遊園地へ。ミラーボールが回る中で「キャラメル」を切なく歌い上げると、山崎はるかの遊園地は閉園の時間を迎えた。


 アンコールでは、デビューシングル曲「ゼンゼントモダチ」のパフォーマンスに続き、来年の9月13日に、テーマパークの総本山ともいえる東京ディズニーリゾート内にある舞浜アンフィシアターで2ndワンマンライブを開催することを発表。「2ndワンマン決まったぞ! みんな、来てくれるかな?」と呼びかけると、フロアからは大歓声が沸き起こった。


 さらに、パレードを連想させる「おいで Brand-new World!」で楽しかった1日の思い出を振り返るような大合唱がわき起こり、山崎の「最高!」という雄叫びとともに閉幕。バンドメンバーとのラインアップの後、生声で「最後まで走り抜けられてよかったと思います。みんなのおかげだよ。楽しい時間でした。みんなのことが大好きだよ!」と感謝の気持ちを絶叫。「次は舞浜で会いましょう」と再会の約束をして、ゲートを後にしたが、ダブルアンコールの呼びかけが鳴り止まずにカムバック。「もうやる曲ないって知ってるじゃん(笑)。ゆっくりお礼を言いにきたよ。ありがとうね。元気出たかな。明日も、仕事や学校を頑張ろう」とエールを送った。みんなを楽しませたい、元気にしたいという思いは満員の観客に間違いなく伝わったはず。願わくば、1年後と言わず、もっと早いタイミングで、この移動遊園地がさらに全国各地を回って欲しい。(永堀アツオ)


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