2020年のF1王座獲得を誓うボッタス「僕はまだ自分のピークに達していない」

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2019年11月12日 15:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第19戦アメリカGPでポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタス
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、2020年はルイス・ハミルトンにいっそう近づいていくことを目指しており、自分はまだF1でピークには達していないと主張している。

 ボッタスは2019年シーズン序盤ではハミルトンと対等に渡り合い、最初の4戦ではふたりで2回ずつの優勝を分け合った。しかし第5戦スペインGP以降、ハミルトンが4連勝を決め、ボッタスに対して大きく優位に立った。

 ボッタスはシーズン後半戦の第17戦日本GPと第19戦アメリカGPで優勝を飾ったが、反撃を開始するには少々遅すぎた。ボッタスは2020年シーズンの戦いに臨むにあたって、世界タイトルを獲得するために常に挑戦していくと明言している。

「ドライバーは誰もが常に改善し続けているし、そう望む限り改善することができる」とボッタスは語った。

「ルイスは常にそうしているし、リラックスなどしない。彼はいつも改善に取り組んでいるんだ」

「でも少なくとも僕から見た限り、そしてチームから見てもそうだけれど、僕たちのパフォーマンスの相対的な差はどんどん小さくなっている。それに僕はまだ自分のピークに達していないのは確かだ」

「だから改善に取り組んでいくのは自分次第だ」

「彼の勝利へのモチベーションが高いことは間違いない。でも最初のタイトルを勝ち取るために、心の奥底で僕がいかにやる気になっているか、誰も知らない」

 2019年シーズンのボッタスの予選スピードは、ハミルトンを破る能力があることを証明している。だがシーズン中の予選や決勝におけるいくつかのミスが、最終的に彼のタイトル獲得の希望を台無しにしてしまった。

「僕たちの間に大きな差はない。平均値が示しているのは本当に小さな数値だ」

「多くの不確定要素や、あっという間に変化してしまう物事はある。でも全体的なパフォーマンスは常に良くなるはずだ」

「僕自身によるミスもあった。そのせいでレースのスタート位置が下がってしまったこともある」

「メキシコが良い例だ。僕は限界を超えて、その周回からパフォーマンスのすべてを引き出そうとしたけれど、ミスが起きてしまった」

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