「BABA嵐」から「クイズ松本潤」まで……『VS嵐』で見逃せない嵐5人のガチンコ対決

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2019年11月14日 06:01  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

 11月14日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)は、3時間のスペシャル放送。嵐のメンバーがガチンコ対決する「Mr.VS嵐」では、5人で「BABA嵐」を行なうほか、新企画「二十嵐」ではデビュー20周年を迎えた嵐が「20」にちなんだ様々な対決や人気企画「クイズ松本潤」を開催するという。『VS嵐』の人気企画が目白押しのSP放送を前に、みどころを探ってみたい。


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■嵐5人がガチンコ対決!「BABA嵐」
 とにかく仲が良いことで知られる嵐の5人だが、バラエティ番組とはいえ、ゲームとなると闘志を燃やすところもみどころの一つだ。


 「BABA嵐」とは嵐のメンバーやゲスト陣で、トランプゲームのババ抜きをする企画なのだが、これが単なるババ抜きで終わらず、なぜだかドラマチックで面白いのだ。今年7月の「BABA嵐」で通算6度目の“最弱王”となった相葉雅紀。なぜだかババをよく引いている。笑顔でカードを引くも、絵柄を見た瞬間にガッカリ……これが繰り返されていく。以前の放送では、相葉と大野智、滝沢カレンの3人で、持ち手のカード残り3枚のところ、ジョーカーが6連続で3人の間を移動したこともあった。相葉は一喜一憂しながら、ジョーカーの所持を隠せないほどに表情に出してしまう。ジョーカーを引かなかったターンでも、カードが揃わなかったことも。滝沢が抜けて大野との一騎打ち、確率が2分の1となったところで、ジョーカーを引き当てる相葉。こんな風にミラクルが起きてしまうのが「BABA嵐」だ。シンプルで誰もが分かるゲームがここまで面白くなる。これも嵐の快挙の一つに挙げられるのではないだろうか。


■答えは松本の頭の中「クイズ松本潤」
 「クイズ松本潤」とは、松本の思考を読み解くという、ありそうでなかったクイズコーナーだ。松本以外の嵐のメンバー4人が“松本潤専門家”として模範解答を提示し、他出演者が回答していくというもの。言葉を選ばずに言うならば、むちゃくちゃなゲームである。


 過去の放送では、「松本の口癖は?」という質問に、メンバー4人が出した模範回答が「ちょっとこの部屋寒くない?」だった。また、「松本潤がいま食べたいのはこの中のどれ?」と、オムライスなどのメニューが4択で出題されたときのこと、嵐の模範解答は「ここにはない」。ゲスト回答者のTOKIO・松岡昌宏はじめ、他のゲスト回答者陣は「オムライス」と回答したが、松本の答えは「ない」。模範解答の嵐が正解するという奇跡が起きた。


 こんなところから、メンバーの絆を感じられるちょっと不思議なコーナーだ。クイズを通して松本の思考に触れたり、メンバーが考える松本の気持ちを知ることができて、何重にも楽しめる。


■嵐の多面的な魅力
 さて、11月9日に行われた天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典にて披露された奉祝曲「Ray of Water」で、嵐は第三楽章「Journey to Harmony」を歌唱。神聖な空気に包まれながら、華やかな雰囲気をまとい、、嵐らしく歌い上げていた。SNSでも感動したという投稿が飛び交い、トレンド入りはもちろん、タイムラインが埋め尽くされるほどの勢いだった。多くの人が注目した式典だけに、これを機に嵐の存在がさらに気になったという人もいるのではないだろうか。


 大舞台で堂々たるパフォーマンスをみせる一方で、バラエティ番組ではじける姿もある。
腹を抱えて笑ってしまうシーン、5人の連携に「これぞ嵐」と固い絆を感じたり、はたまたブラックな一面を覗かせたり……今夜の『VS嵐』でも彼らの憎めない、そして愛らしい姿が堪能できることだろう。(柚月裕実)


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