クラウス・ハロ監督最新作『ラスト・ディール』予告編公開 年老いた美術商が名画と出会い変わり始める

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2019年11月14日 19:11  リアルサウンド

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『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』(c)Mamocita 2018

 2020年2月28日に公開となる『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』より、予告編が公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、アカデミー賞のショートリストに選出され、ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされた『こころに剣士を』のクラウス・ハロ監督最新作。『こころに剣士を』の脚本家と再タッグを組んだ本作は、トロント国際映画祭へ正式出品後、世界各地の映画祭で上映された。国宝級の絵画を多く所蔵するフィンランド国立アテネウム美術館や現地ギャラリーの全面協力のもと、街とともに歳を重ねたオラヴィの人生を愛でるかのように、ひとりのプロフェッショナルの生きざまを映し出す。生涯を美術品に捧げた男がたどり着いた、真に価値ある人生とは。


 公開された予告編では、「あと、一度でいい。名画にかかわりたい」「出会ったのは署名なき謎の肖像画」「疎遠だった娘からの預かった問題児の孫」「人生をかけた最大の大勝負」と、印象的な言葉が目の前に飛び込んでくる。キーワードになっているこの言葉通り、年老いた1人の美術商が、周りの人々を巻き込みながら人生最大の大勝負に出る。不器用な生き方で自分の娘や孫とも疎遠になっていた老人が1枚の絵画と出会ったことで、変わっていくさまが切り取られている。(リアルサウンド編集部)


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