著名人の違法薬物、後絶たず=「ストレス解消」「リラックス」
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2019年11月17日 07:31 時事通信社

著名人が違法薬物に絡んで逮捕されるケースは後を絶たない。今年に入り、俳優や元アイドル、ミュージシャンらが相次いで逮捕。今月6日には、スノーボード男子ハーフパイプの元五輪代表が逮捕されたばかりだった。
今年3月、ミュージシャンで俳優だったピエール瀧(本名・瀧正則)さん(52)が、コカインを使用したとして逮捕された。東京地裁で開かれた公判で、瀧さんは「ストレス解消のためだった」と認め、執行猶予付きの有罪判決を受けた。
5月には、アイドルグループKAT―TUN(カトゥーン)元メンバーと元女優が、乾燥大麻の所持容疑で逮捕。7月には、ロックバンド「Dragon Ash(ドラゴン・アッシュ)」のメンバーらが大麻所持で逮捕された。いずれも有罪判決を受け、裁判では「ストレスが原因」「リラックスのため」などと説明していた。
芸能界だけではない。4〜5月には経済産業省と文部科学省のキャリア官僚が覚せい剤所持などで逮捕。今月6日に逮捕されたハーフパイプの元五輪代表、国母和宏容疑者(31)は、米国から営利目的で大麻を密輸した疑いが持たれている。
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