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アロンソ、アルゼンチンのSTC2000戦うトヨタ・カローラをテスト「とても興味深い経験」

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2019年11月19日 12:11  AUTOSPORT web

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写真指南役を務めたマティアス・ロッシも「彼にドライビング指導なんて不要だろ?」と、この機会を楽しんだ
指南役を務めたマティアス・ロッシも「彼にドライビング指導なんて不要だろ?」と、この機会を楽しんだ
 2度のF1チャンピオンを獲得したのち、インディカーやWEC世界耐久選手権、ダカールラリーなど、あらゆるモータースポーツ・カテゴリーに活動の輪を広げているフェルナンド・アロンソが、アルゼンチン・ブエノスアイレスのトラックでスーパーTC2000(STC2000)参戦車両の『トヨタ・カローラ』のテストを行った。

 TOYOTA GAZOO Racingの一員としてTS050ハイブリッドでWECを戦い、2018-19年“スーパーシーズン”のシリーズチャンピオンに輝いたアロンソは、2020年のダカールラリー参戦に向けクロスカントリー・ラリーにも挑戦。11月7~9日にはトヨタ・ハイラックスEVOをドライブした。

 ポディウムを獲得した『アル・ウラ・ネオム・クロスカントリーラリー』を終え、サウジアラビアからアルゼンチンへと飛んだアロンソは、そのTOYOTA GAZOO Racingとの関係性もあり、STC2000シーズン最大の1戦である“ブエノスアイレス200km”終了直後の月曜に、同州ピラールに拠点を構えるトヨタの工場を訪問。

 その足で1970年代にはF1も開催された伝統のサーキット、オスカー・ファン・ガルベス(アウトドローモ・オスカル・アルフレード・ガルベス)へと移動し、前日のレースで3位表彰台を獲得したTOYOTA GAZOO Racing YPF INFINIAのエース、マティアス・ロッシのガイダンスで17号車『トヨタ・カローラSTC2000』のステアリングを握った。

 まずはエースドライバーのレクチャーで数ラップにわたりサイドシートを経験したアロンソは、はやる気持ちを隠さず早々にドライバーズシートへ。あいにくの小雨でウエットタイヤでの走行開始となるも、ダンプコンディションの路面とマシンの感触、コースのレイアウトを把握するとすぐさまスリックタイヤに交換。そのままトラブルなく連続ラップをこなしてみせた。

「スーパーTC2000のことはかねてから気にしていたよ。シリーズの重要な1戦を終えたばかりのここ、ブエノスアイレスで本戦仕様のマシンをドライブできるなんて光栄だ。しかも前日にポイントリーダーになったばかりのマシンだからね」と、ご機嫌の初ドライブを振り返ったアロンソ。

 スペイン出身のアロンソとしても、F1キャリア以前を含めこうした前輪駆動ツーリングカーの経験はなく、やはり「感覚的に少しばかり違和感があったが、とても興味深い経験になった」と語り、シリーズ参戦に向けても「もちろん、大いに興味があるよ」と明かした。

「残念ながらアルゼンチンでレースをしたことはないけれど、この国がとてもフレンドリーな場所であることはよくわかった。今回はダカールラリー参戦に向けた準備の一環として訪れたけれど、ここに強固なモータースポーツ文化があり、グローバルなシーンへの興味関心も高いことが理解できた。なにより地元のシリーズがこれほど先進的であることに、まだ驚きが続いているよ」

 そのアロンソ訪問の前日、ブエノスアイレス200kmのパドックでは2020年シーズンに向けた車両技術規定の改訂も発表され、その主眼は“スピードアップ”に置かれるという世界の潮流とは対照的な内容に。

 来季に向けても、ワンメイクとなる鋼管パイプフレームシャシーに、各マニュファクチャラーがオリジナルのボディを架装し、開幕前に風洞試験を実施してエアロ形状がホモロゲーションされる仕組みは踏襲。

 ただし細部の寸法がわずかに見直され、フロントスプリッターのサイズが拡張されるのを筆頭に、フロントとリヤサイドにはディフレクターが追加され、リヤウイングはより翼面の大きな新形状を採用。それに合わせてディフューザー容積も拡大され、さらにエキゾーストは車体後部からサイドポッド面に移設されるなど、全面的なダウンフォース量アップが狙われた。

 また、運用規則面でもフロントのライドハイトが10mm下げられ最低地上高を60mmとし、2019年仕様のマシンと比較してオスカー・ファン・ガルベスではラップあたり約3秒のタイムアップが見込めるという。

 その方向性に同調するように、ワンメイクでのタイヤ供給を担うピレリも2020年にはよりソフトなコンパウンドを投入する、としている。

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