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6度のF1王者ハミルトン、ユベールの死に複雑な思いも「レースを続けないという考えは浮かばなかった」

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2019年11月22日 12:31  AUTOSPORT web

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写真ルイス・ハミルトン(メルセデス)
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
 今年8月、スパ・フランコルシャンで開催されたFIA-F2第9戦において複数台のマシンが絡む事故が発生し、フランス人ドライバーのアントワーヌ・ユベールが亡くなった。この出来事について、メルセデスのルイス・ハミルトンは事故直後に彼の脳裏に浮かんだことを語った。

 ユベールは、第9戦のレース1で起こった恐ろしいクラッシュに巻き込まれて命を落とした。その時、ハミルトンは近くのスクリーンでレースの生中継を見ながらメディアのインタビューを受けているところだった。

 6度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは、『BBC F1』特派員のアンドリュー・ベンソンに対し、あの日に感じたデジャブの感覚を含め、彼の意識を占めた複雑な思いについて率直に語った。

「色々なことが心に浮かんだ」とハミルトンは話した。

「アイルトン(・セナ)が(ローランド・)ラッツェンバーガーのクラッシュを目撃し、彼の顔を見ていたのを覚えている。あの体験にはデジャブがたくさんあった」

「あの夜はたくさんの思いが頭に浮かんだ。彼のことを心配した。F2にいることがどんなものなのか、どこかに行くことを夢見るのがどんなものなのか僕は分かっている」

「僕は『マシンはまだ安全じゃない』と思った。特にランクが下だと、おそらく僕たちよりも安全性がもっと下がる」

「あとどのくらい安全性が必要なのか、どの程度の安全性を望むのかという問題がある。そしてそのすべてのバランスを見つけるんだ」

「僕は追求しているわけではない。僕は勝たなければならない。それは、僕が自分のやっていることを愛しているからだ。それでも『家族ともっと時間を過ごせたかもしれないし、いろいろな思い出を振り返ることもできたかもしれない』という感じた」

 またハミルトンは、自分の思いは複雑で心を痛めるものであったかもしれないが、恐怖に負けて終わりにするという考えは決して彼の頭に浮かぶことはなかったと主張した。

「人生最後の日に天国の門の前に立つ時、天国の門の前に立っていると考えたいけど、自分の人生を振り返って『もっとお金を持っていればよかった』とは決して言わないと思う」

「いつでも『もっと時間があれば良かった』と思うだろう。それにきっと多くの後悔があるだろうね。『もしあの日、あの決定を下せば愛する人たちともっと時間を過ごせたのに』とかいったようなことをね」

「そうしたことすべてが僕の頭をよぎった。でもレースを続けないという考えは1秒たりとも思い浮かばなかった。決して恐怖の要素が入り込んでくることはなかった」

「それは僕にとって重要な要素だった。もしその要素が僕のなかに入ってきたら、それは僕のキャリアの最後の時だと分かっている」

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