スイスのランニングブランド「オン(On)」が、シニアチームメンバーにテニス選手のロジャー・フェデラー(Roger Federer)が加入することを発表した。2020年にはフェデラー選手と開発した新商品を発売する予定だという。
【こちらもチェック】シューズ作りのノウハウゼロから成長率1位のランニングブランドに、"シューズ界のアップル"「On」の魅力とは?
オンは、2010年に元トライアスロン選手のオリヴィエ・ベルンハルドと、ディビット・アレマン、キャスパー・コペッティの3人がスイスで創業。「ランニングの世界を変える」を目標に掲げ、世界最軽量のランニングシシューズ「クラウド(Cloud)」などを展開しており、ミニマルなデザインから一部では「シューズ界のアップル」や「シューズ界のダイソン」と称されている。
フェデラー選手は、投資家およびアドバイザーとしてオンに参画。ツアー通算歴代最多111勝を記録し、史上最高のテニスプレーヤーとの呼び声も高いフェデラー選手の知見を活かし、製品開発やスポーツマーケティング、チームカルチャーの醸成などをサポートする。
フェデラー選手は、参画について「オンとそのプロダクトが好きで、ファンとして長年愛用してきました。オンを知れば知るほど、スイス出身ということ以外にも、私とたくさんの共通点があると気づいたのです。オンのチームメンバーに加わり、アスリートとしての経験を活かし、若いパフォーマンスブランドのさらなる成功にどのように貢献できるのか。それを考えると今からとてもワクワクしています」とコメント。なお、フェデラー選手はオンから給与を受け取らず、貢献度に応じた報酬が還元されるという。
On:公式サイト
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。