バースレーシングプロジェクトが2020年のTCRジャパンシリーズにクプラTCRを投入

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2019年11月30日 13:01  AUTOSPORT web

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バースレーシングプロジェクトが2020年のTCRジャパンシリーズに投入するクプラTCR
TCRジャパンシリーズをはじめピレリスーパー耐久シリーズなどで活躍するバースレーシングプロジェクト(BRP)は11月30日、2020年のTCRジャパンシリーズにクプラTCRを国内で初投入すると発表した。

 ツーリングカーのスプリントレースとしてひさびさに日本国内でスタートし、シルバーやブロンズのカテゴライズに属するドライバーたちによって魅力的なレースが展開されたTCRジャパンシリーズ。初年度はアウディRS3 LMS、ホンダ・シビック・タイプR TCR、フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR、アルファロメオ・ジュリエッタTCRという4車種が参戦していたが、2020年は新たに魅力的なマシンが登場することになった。

 BRPがクプラ・レーシングのサポートを受けて投入することになったクプラTCRは、スペインのセアトが展開するハイパフォーマンスブランドであるクプラのTCRバージョン。セアトはフォルクスワーゲングループの一員であり、クプラTCRは今季BRPが走らせたアウディ、フォルクスワーゲンとも高いパーツ互換性をもつ。2017年からスーパー耐久でTCRを運用するBRPとしても、これまでの知識や経験が大いに活かせることから、国内初導入を決定したという。

 日本では市販車が販売されておらず、あまりなじみのないブランドであるクプラTCRだが、世界中のツーリングカーレースでは屋台骨を支えるといっていいほど愛用されているマシンだ。ドライバーは今後BRPサポートドライバーから選定される予定だが、楽しみな一台となりそうだ。

「非常に多くの車種を有するTCRにおいて、本場ヨーロッパと同じレベルの多様な車種を日本でも参戦させ、魅せるレースを行う一環として今回導入を決定しました」と語るのは、BRPの奥村浩一代表。

 来季のTCRジャパンシリーズは、初年度よりも台数が増えると言われている。クプラTCRの参戦で、車種の面でも魅力がさらに増えそうだ。

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