新シャシー採用で大幅進化の『ディスカバリー・スポーツ』2020年モデル登場

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2019年12月04日 11:51  AUTOSPORT web

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『DISCOVERY SPORT(ディスカバリー・スポーツ)』が2020年モデルへと進化し、内外装デザインを一新
ランドローバーの末弟としてクラスを超えた走破性と多用途性を兼ね備えた『DISCOVERY SPORT(ディスカバリー・スポーツ)』が2020年モデルへと進化し、内外装デザインが一新された。土台となるシャシーには最新のアーキテクチャーが採用され、剛性、安全性、静粛性、快適性を向上させ、11月29日より受注が開始されている。

 老舗SUVメーカーの末弟として、レンジローバー・ブランドの初代『イヴォーク』が使用した多くのコンポーネントを共有して誕生した『ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ』が、兄弟車の世代交代に合わせたように大幅な改良を受けて登場した。

 一目でDISCOVERYファミリーであることがわかるデザインに一新され、機能面でも3種類のエンジンに加え、スポーティーさを際立たせたR-DYNAMICを追加した2種類のボディタイプがラインアップされている。

 視覚的にもっとも変化が伝わりやすいエクステリアでは、フロントグリルやバンパー(フロント/リヤ)のデザインを変更し、シグネチャーLEDヘッドライト(フロント/リヤ)も採用。

 その洗練された外観に合わせ、インテリアでも素材を見直し耐久性を高めた上で質感も向上させており、コンパクトSUVでありながら7人乗車ができる3列目シートは健在。

 スライド&リクライニング機構を備えた40:20:40の分割可倒式2列目シートを備え、24通りものシートアレンジを可能にするなど、実用性と多用途性がさらに強化されている。

 搭載するエンジンは、2リッター直列4気筒INGENIUMディーゼル(D180、180PS/430Nm)と、出力違いが用意される同2リッター直列4気筒INGENIUMガソリン(P200、200PS/320Nm)、(P250、259PS/365Nm)の3種類。新デザインのエクステリアを持つ"R-DYNAMIC"を加えたことで、全10機種のラインアップが揃った。

 そして最注目の改良点として、最新世代に移行した『レンジローバー・イヴォーク』と同じく、ランドローバー最新のアーキテクチャー、PTA(Premium Transverse Architecture)を採用。年次改良でありながらこの大幅な技術的進化でボディ剛性を高め、走行中のノイズや振動を抑えて安全性と快適性をさらに向上させている。

 また、フロントシャシー部分のアーキテクチャー刷新により、エンジンマウント位置を従来よりも低くすることで低重心化を図り、コーナーリング時のステアリングレスポンスを改善するとともに、高い操縦性能と静粛性も実現した。

 さらに路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御するテレイン・レスポンス2やエマージェンシーブレーキ、クルーズコントロール、レーンキープアシストに加え、まるでボンネットがないかのように、フロント下180度の視角を確保する“ClearSightグラウンドビュー”など、充実したドライバー支援システムを標準装備している。

 その他では、オプションとしてセンターコンソールのくぼみに置くだけで、スマートフォンなどの充電が可能になるワイヤレス・デバイス・チャージングや、後方視界が悪い時に視野角50度の高解像度映像をルームミラーに映し出して視認性を高める“ClearSightインテリア・リヤビューミラー”、主要情報をフロントガラスに映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)、スライド&リクライニング機能(2列目シート)など、利便性の高い最新機能も選択可能となっている。

 バイロンブルーやアイガーグレイ、ナミブオレンジなどエクステリアカラーは全12色が設定され、価格は513万〜701万円となっている。
Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568
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