今年も恒例のスーパーGT表彰式『SUPER GT HEROES』開催。関係者が一年をねぎらう

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2019年12月06日 23:21  AUTOSPORT web

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SUPER GT HEROES表彰式の様子
12月6日、東京都目黒区のウェスティンホテル東京で、2019年のスーパーGTに参戦したチーム、ドライバー、関係者が一堂に会し年間表彰式『SUPER GT HEROES』が開催され、シーズンの戦いを振り返りながら、和やかな雰囲気のなかで表彰が行われた。

 この『SUPER GT HEROES』は、スーパーGTのステータス向上を目指し2015年から毎年開催されている年間表彰式。「スーパーGTに関わるすべての人たちがヒーロー」というコンセプトのもと、今年も恵比寿のウェスティンホテル東京を舞台として開催され、着飾ったGTドライバーをはじめチーム首脳陣やスタッフが集まった。

 今年も会場前のロビーにGT500チャンピオンマシンのWAKO'S 4CR LC500、GT300チャンピオンのARTA NSX GT3が展示され、18時30分からパーティがスタート。シーズンを支えたスポンサーの表彰、自由民主党モータースポーツ議員連盟の古屋圭司衆議院議員のあいさつ、さらにテレビ東京『SUPER GT+』による番組特別表彰式が行われ、GTプラス大賞にはWAKO'S 4CR LC500の大嶋和也と山下健太が選ばれた。

 料理を楽しみながらの歓談を経てスタートした表彰式では、まずはFIA-F4から表彰。チャンピオンを獲得した佐藤蓮、2位の三宅淳詞、3位の川合孝汰、さらにインディペンデントカップ王者の佐藤セルゲイビッチ、3位の仲尾恵史が登壇した。

 これに続いてGT300クラス、GT500クラスのチームランキングトップ3、そしてドライバーズランキングでの両クラストップ3が表彰された。各トロフィーに加え、チームランキングの各トップ3、両クラスのドライバーズチャンピオン、さらに11月に行われたスーパーGT×DTM特別交流戦、auto sport Web Sprint Cupのウイナーには、GTA坂東正明代表が購入した南伊豆産の伊勢エビが贈られた。また、各クラスのチャンピオンドライバーには、昨年同様クストスのドライバーの名入りチャンピオンウォッチが進呈されている。

「今年は17年ぶりにチャンピオンを獲ることができました。これも支えてくださった皆さんのおかげです」とARTA NSX GT3の高木真一が語れば、チームメイトの福住仁嶺は「本当に恵まれた環境のなか、高木さんと一緒に皆さんといいレースができ、デビューイヤーでチャンピオンを獲ることができました」と笑顔でコメントした。

 また、GT500チャンピオンを獲得したWAKO'S 4CR LC500の大嶋和也は「僕としてはGT500に参戦して11年目で、チャンピオンを獲ることができました。その間いろいろなことがあり、結果が出ない時期もありましたが、こうして皆さんに恩返しできました」と語った。

「チャンピオンが獲れてプレッシャーからも解放されましたが、来年はもっと自分らしいレースをしたいと思っています」と大嶋は語ると、チームランキングが2位だったこともあり、脇阪寿一監督を“チャンピオン”として登壇させるシーンも。会場からは拍手も上がった。

 また「1年間通して安定したクルマに乗せていただき、チーム、TRDの皆さんに感謝しています。僕は来年……どうなるか分かりませんが(笑)、連覇を目指してがんばりたいと思います」とWEC参戦からストーブリーグの渦中にいる山下健太はコメントで笑いをとった。

 会の最後には、GTアソシエイションのメンバーが整列し、坂東正明代表からあいさつ。2020年に向けてさらにレースを盛り上げるべく、エントラントへの協力を求めた。

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