コンストラクターズ6連覇のメルセデスF1、2020年シーズンのエントリー料は史上最高額の約6億円に

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2019年12月09日 14:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第17戦日本GP メルセデスのコンストラクターズチャンピオン獲得をチームで祝福
2019年シーズンにコンストラクターズ選手権とドライバーズ選手権において6連覇を達成したメルセデスF1は、2020年シーズンは史上最高額のF1エントリー料を支払うことになる。

 すべてのF1チームは、一律55万6509ドル(約6040万円)の世界選手権エントリー料を支払わなければならないが、その他にも2019年シーズンに獲得したポイント数を基にした追加費用を支払わなければならず、現在その金額は1ポイントあたり5563ドル(約60万円)に設定されている。

 コンストラクターズ選手権のチャンピオンであるメルセデスは1ポイントあたり6677ドル(約72万円)を追加しなければならず、2020年シーズンのエントリー料の合計は549万812ドル(約5億9600万円)と非常に高額になる。これは2019年の選手権で2位だったフェラーリより200万ドル(約2億1700万円)以上高い金額だ。

 F1にパワーユニット(PU)が導入されて以降、メルセデスは他のチームよりも優位に立ち、6シーズン連続でコンストラクターズ選手権のタイトルを獲得した。最高獲得ポイントは2016年の765ポイントで、2019年より26ポイント多かった。

 しかし2017年のエントリーフィー合計は473万8410ドル(約5億1500万円)で、2020年にメルセデスが支払うエントリー料よりも低かった。これはFIAが過去2年の間、アメリカの消費者物価指数を基にしたインフレ率を組み込み、ポイントベースの費用に適用していたからだ。

 エントリー料の額で対極にいるウイリアムズは、2019年シーズンは第11戦ドイツGPでロバート・クビサが1ポイントを獲得したのみだった。これによりウイリアムズは、F1の世界にしては比較的控えめな金額である56万2072ドル(約6100万円)を支払うことになる。

■2020年シーズンの各チームのエントリー料
チーム2019年の獲得ポイントポイントに基づく追加費用トータルエントリー料メルセデス739約5億3570万円約5億9600万円フェラーリ504約3億440万円約3億6480万円レッドブル・ホンダ417約2億5100万円約3億1230万円マクラーレン145約8760万円約1億4800万円ルノー91約5500万円約1億1540万円トロロッソ・ホンダ85約5100万円約1億1180万円レーシングポイント73約4400万円約1億450万円アルファロメオ57約3440万円約9480万円ハース28約1700万円約7730万円ウイリアムズ1約60万円約6100万円

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