トニー賞4冠ミュージカル映画化『イン・ザ・ハイツ』2020年夏公開 ダンスシーン満載の予告編も

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2019年12月13日 17:02  リアルサウンド

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『イン・ザ・ハイツ』

 トニー賞で最優秀作品賞を含む4冠、グラミー賞で最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞したミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』が、2020年夏に日本公開されることが決定した。


参考:音楽がストーリーそのものに 『グレイテスト・ショーマン』の幸福な音楽の全能感


 原作は、ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を受賞するなど、ミュージカル界のみならずエンターテイメント業界にその名を轟かすリン=マニュエル・ミランダの同名ミュージカル。作詞・作曲家、脚本家、俳優、ラッパーと多才に活躍するミランダは、ブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』にて、トニー賞最優秀作品賞をはじめ11部門を受賞した。


 そんな彼の処女作にして、トニー賞で作品賞と楽曲賞を含む4部門を受賞(13部門ノミネート)、国内外で高い評価を受けた『イン・ザ・ハイツ』は、映像化がずっと望まれながらも実現することのなかったミュージカル。映画化権争奪の末、いよいよ待望の映画化となった。


 ディズニーアニメーション『モアナと伝説の海』でラップを含む映画音楽の作詞・作曲を手がけたミランダだが、自身の宝物ともいえる『イン・ザ・ハイツ』への力の入れようは別格。原案のみならず製作、作詞・作曲を担当した。本作では主要キャストにアジア系俳優のみを起用し、全米3週連続No.1を記録するなど世界中で大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督とタッグを組んだ。


 キャストには『アリー/スター誕生』のアンソニー・ラモス、『キングコング:髑髏島の巨神』、『ブラック・クランズマン』のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライター/歌手のレスリー・グレースが集結する。


 公開されたUS版予告は、夢が集う場所NYを舞台に、ラテンのリズムと躍動感あるヒップホップの詞、建物の外壁で垂直に踊ったり、人々が一斉にプールや路上でダンスしたりと、躍動感あふれるダンスシーンが満載なものに。変わりゆくNYの一角にある“ワシントンハイツ”に住むウスナビ(アンソニー・ラモス)は、今は何も取り柄がない自分も、「いつかは有名になってやる」という夢を抱えているが、直面するのはNYの厳しい現実。しかし、やっと見つけたチャンスを諦めたりつらい現実から逃げたりせずに、自分を信じ続けて夢を掴むための一歩を踏み出そうとする。(リアルサウンド映画部)


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