ジュリエット・ビノシュが自分自身に出演を依頼!? 『冬時間のパリ』本編映像公開

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2019年12月13日 18:02  リアルサウンド

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『冬時間のパリ』(c)CG CINEMA/ARTE FRANCE CINEMA/VORTEX SUTRA/PLAYTIME

 12月20日公開の映画『冬時間のパリ』より、本編映像が公開された。


参考:動画はこちらから


 ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表する俳優が出演する、オリヴィエ・アサイヤス監督最新作となる本作は、エリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得たラブストーリー。魅力的な冬のパリを背景に、迷える男女の愛の行方とパリの出版業界を共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアで活写していく。


 敏腕編集者のアランは、電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナの方もレオナールと秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないものとは。もつれてこんがらがった二組の夫婦は、それぞれの幸せを模索していく。


 公開された本編映像では、ビノシュ演じる女優のセレナが、自分と作家アランとの不倫が書かれた小説『終止符』のオーディオブックの声の出演を“ジュリエット・ビノシュ”にお願いをするシーンが描かれている。アランとレオナールが、セレナに知り合いであるビノシュへの依頼をお願いし、セレナが「彼女はいい人よ。でも直通の番号は教えられない。エージェントの番号なら……」と返す姿も映し出されている。 (文=リアルサウンド編集部)


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