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宮沢りえ、デビュー作『ぼくらの七日間戦争』の撮影を追想!「“演じることの奇跡”というようなものを感じた」

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2019年12月14日 13:50  M-ON! MUSIC

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写真掲載:M-ON! MUSIC NEWS
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■「もしかしたら30年後、違う『ぼくらの7日間戦争』が出来たときには出れたらいいなと思います(笑)」(北村匠海)

【動画】アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』本予告

1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数は2000万部を突破。宮沢りえのデビュー作となった実写映画の記憶が色褪せない名作がついにアニメ映画化。『ぼくらの七日間戦争』を原作としたアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が、12月13日より全国公開。
宮沢が演じた中山ひとみが廃工場に立てこもり大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだあらたなストーリーがアニメーション映像によって展開される。

そして本作の初日舞台挨拶が13日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、W主演の北村匠海(DISH//)、芳根京子、約30年ぶりに中山ひとみを演じた宮沢りえ、そしてメガホンを取った監督の村野佑太が登壇した。

宮沢は「30年後にこの役をやるとは夢にも思っていませんでした。私のデビューが『ぼくらの七日間戦争』ですが、『いい映画だった』とか『青春です』と言ってくださる方がいっぱいいて、デビューの作品が『ぼくらの七日間戦争』で本当に良かったと思っています。その感謝の気持ちを込めて今回ささやかですけども参加させていただきました。この青春の空気を多くの人に感じてもらえたらと思います」と挨拶。

村野監督は「ようやく皆様に映画を見ていただけたということで、本当に幸せな気持ちで一杯です。素晴らしい役者さんにも出演していただいて、アフレコの雰囲気も良かったですし、どこに出しても恥ずかしくない出来になっていたのではないかと思います。今回僕は映画の監督は初めてなのですが、映画監督の先輩から、『初めての舞台挨拶は生きた心地がしないよ』と言われまして、正に今その状態です(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

宮沢と一緒の登壇ということで、実写版を観た感想を聞かれた北村は「子ども対大人の対決なんですけど、今22歳の僕が観ても宮沢さん含めて子どもたちが大人に見えて不思議な感じでした。達観しているというか」、芳根は「子どもはこうやって大人の階段を上って行くんだなぁとも思いましたし、今の時代にはないその時代ならではの力強さを感じて羨ましく思いました」とコメント。

村野監督は「ものすごくエネルギッシュな映画ですよね。今若者たちの映画を作ろうと思うと、ちょっと立ち止まって考えるシーンをどうしても入れたくなるんですけど、当時の映画は行動力の早さや瞬発力がものすごくて、それが魅力的ですね。すごい時代だったんだなと思います」と作品の感想を伝えた。

宮沢は当時を振り返って「演技の経験が初めてだったので、映画の撮影に入る前に子どもたちで2泊3日の合宿をしたんですね。そこでエチュードみたいなことをやったんですけど、それが苦痛で(笑)。他の方たちより経験が少なかったので苦労しました。でも現場に入ってみると工場のセットやたくさんのスタッフさんたちのエネルギーに押されて、できないと思っていたことがどんどんできていくという、“演じることの奇跡”というようなものを感じた記憶があります」と懐かしそうに語った。

実写映画の『ぼくらの七日間戦争』からアニメーションになり、さらに2020年の北海道が舞台になった本作。ふたつの作品を比較して“かわったところ”“かわらないところ”を聞かれた村野監督は「 子どもたちの悩みの種類や子どもたちを取り巻く環境は30年前とはガラッと変わっていて、“かわらないところ”は子どもたちが持つ頑固さや頑なさだろうなと思っています。大人の人に聞くと『今の子どもは軟弱になった』って言うんですが、本当に軟弱になったわけじゃなくて、周りの環境がそうさせるのではと。子どもは時代の変化や空気を敏感に感じていて、何か失敗したら取り返せないんじゃないかと思って引っ込み思案になってしまっているような子に、劇中でキャラクターが『人生なんとかなるもんよ』と言ってくれるように、周りの大人たちが言ってあげられたらもっと生きやすいんだろうなと思いますね』と作品に込めた思いと共に語った。

北村は今回、宮沢とアフレコブースで共演する機会があり、そのときの思い出を聞かれると「緊張しましたね(笑)。朝現場に入ったら(原作者の)宗田先生がいらっしゃっていて。1日前にアフレコをやったときとは違う空気が漂っていて。なるほど……、みたいな感じでした(笑)。宮沢さんから『頑張ってね』と言っていただけたので、収録を最後まで走り抜けられました」と収録時のエピソードを披露。

それに対して宮沢が「こう言ってますけど全然緊張しているようには見えなくて(笑)。私はアフレコのシステムもよくわからなくてすごく緊張していたんです。そうしたら『ここですよ』とかタイミングを教えてくださって、ものすごく余裕があるように見えました」と北村がアフレコをリードしてくれたと明かすと、北村は「余裕があるように見せるのはうまいんです(笑)。アフレコの1日目に僕もプロの声優さんと一緒にやって、そこで学んだことを活用したんだと思います(笑)」と笑いながら語った。

ここで、キャストとスタッフへのサプライズとして原作者の宗田理先生から手紙が届き、司会によって代読された。

【手紙全文】
映画の完成と公開おめでとうございます!
ぼくが30年以上前に書いた原作が、現代を舞台にしたアニメ映画としてどう生まれ変わるのか楽しみにしていましたが、見事な出来栄えでした。
この映画は、まさに新しい時代、令和の『ぼくらの七日間戦争』です。
ぼくが自信をもっておすすめします。
北村匠海さんは、クラスで孤独だった少年が成長していく姿を、芳根京子さんは、他人を思いやれる少女を繊細に凛と、演じられました。
素晴らしかったです。
また、30年前の実写映画でみずみずしく映画デビューされた宮沢りえさんが、今作品で、やさしく、強く、信頼できる大人になった「中山ひとみを演じてくれたこともうれしかったです。
さすがの存在感でした。
そして、村野佑太監督。長い時間をかけて、素晴らしい映画をつくってくれてありがとう。
本当におもしろかったです!
この映画の制作にたずさわってくれたすべての皆様に、心から感謝します。
ぼくもまだまだ、ぼくらシリーズの新作を書き続けていきたいと思います。

宗田 理

本作のアフレコで30年ぶりに宗田先生と会ったという宮沢は「私たちの青春時代は宗田先生の小説もいっぱい出ていて、それを読んで育ったので、今新作を書いてらっしゃると伺ったのでうれしかったです」と笑顔。

村野監督は「映画を作ってるときって皆さんにお届けしたいなというところから始まるんですけど、作っている最中に誰かひとりの顔になっていくんですね。今回僕にとってはそれが宗田先生でした。アフレコのときにもすごく優しく接してくださって、本当に楽しみにしていますと仰ってくださって。時代が変わっても原作に対するリスペクトだけは忘れないようにしよう、宗田先生にちゃんと面白いと言ってもらえるような作品にしようと思っていたので、今お手紙の内容を聞いてすごくありがたい気持ちで一杯です」と目を潤ませながら語った。

最後に芳根は「ここから『ぼくらの7日間戦争』がはじまります! 皆様のお力を借りられればと思いますので、ぜひ劇場に観に来てください!」と語り、北村も「今日から僕らの手を離れて羽ばたいていきます。青春エンタテイメントの金字塔的作品のバトンを僕らが今回受け取って、もしかしたら30年後、違う『ぼくらの7日間戦争』が出来たときには出れたらいいなと思います(笑)。時代は変わっても、きっとずっと皆さんの心に残る作品だと思いますので、映画館に足を運んでいただければと思います」と挨拶し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。


映画情報
『ぼくらの7日間戦争』
大ヒット上映中!
キャスト:北村匠海 芳根京子 / 宮沢りえ(特別出演)/潘めぐみ 鈴木達央 大塚剛央 道井悠 小市眞琴 櫻井孝宏
原作:宗田理『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:村野佑太
脚本:大河内一楼
制作:亜細亜堂
主題歌:Sano ibuki「決戦前夜 」
配給:ギャガ KADOKAWA
製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会

『ぼくらの7日間戦争』作品サイト
http://7dayswar.jp/

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  • 「ぼくらの七日間戦争、大門軍団なら制圧できる説」。
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