1960年代のファッションアイコンとして知られるアンナ・カリーナ(Anna Karina)が、12月14日に逝去した。79歳だった。
アンナは1940年9月22日生まれ、デンマーク出身。パリを拠点にモデル活動をスタートし、ココ・シャネル(Coco Chanel)が芸名の名付け親となったことでも知られる。その後は「小さな兵隊」「気狂いピエロ」などフランス映画界の巨匠 ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)監督作品のミューズとして活躍。アンナが劇中で披露したフレンチシックなファッションやメイクは多くの女性から支持され、ピチカート・ファイヴなど1990年代の日本のカルチャーにも影響を与えた。「女は女である」では第11回ベルリン映画祭で女優賞を受賞。ゴダールとは結婚したが、後に離婚している。
一部のメディアの報道によると、アンナは癌を患っていたという。
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