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1985年に発表され、『ロカルノ国際映画祭』でグランプリを獲得した『山の焚火』。アルプスの山腹でほぼ自給自足の生活を送る4人家族の姿を描いた作品で、草刈り機が故障したことに腹を立て、山小屋に隠れて生活をしようとする弟と、弟に食料を届ける姉が山頂で焚火を囲み楽しい時間を過ごすが、やがて姉の妊娠が発覚するというあらすじだ。キャストはトーマス・ノック、ヨハンナ・リーア、ロルフ・イリック、ドロテア・モリッツら。デジタルリマスター版として約35年ぶりに上映される。
現在79歳のフレディ・M・ムーラー監督は、今年8月に開催された『ロカルノ国際映画祭』で映画界への貢献が認められた人物に与えられる『キャリア豹賞』を受賞している。