便器の黒ずみや臭いの原因にも!? 実は汚いトイレタンクを掃除してみた

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2019年12月21日 11:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
お掃除嫌いな人でも、ここだけはやっているというのがトイレの掃除です。毎日、必ずお世話になる場所ですから、気持ちよく使いたいですよね。

ただ、目に付く便器の中は頻繁に掃除しても、トイレタンクの掃除をしたことがあるでしょうか。実は常に水が溜まっているので黒カビが発生しやすい場所だそう。キレイにするには重曹がいいという話を聞き、試してみました。

○タンクの汚れを確認してみよう

普段はしげしげと眺めないトイレタンクを観察してみると、水が流れ出る蛇口部分には黒カビや錆がこびりつき、水を受ける部分は水垢で黒ずんでいました。毎日背中を向けているので、気にしていなかったにしても、この際ここもキレイにしたいと思います。

トイレの便器を掃除しているのに、すぐに黒ずんだり臭いが取れなかったりする場合は、タンクの中に黒カビや水垢が溜まっている可能性があるとか。早速蓋を外して、タンクの中をのぞいてみました。

我が家の場合は、陶器の蓋がのっているタイプだったので簡単にはずせました。中にはプラスチック製の中蓋がついており、中蓋の上からでも汚れがあることがわかりましたが、中蓋を開けてみると想像以上に汚れがついており、思わずそのまま閉めてしまいたいほどでした。
○重曹で一晩つけおきする

最初に汚れを落としやすくするために、トイレタンクの中を重曹で一晩つけ置きします。蓋の水受け部分から直接粉のまま重曹を注ぎます。重曹の量はカップ1杯ということなので、今回は紙コップを使い、コップの口を折って入れました。

つけ置きが完了したら、いよいよタンクの掃除です。

準備したのは、重曹と古歯ブラシ、スポンジなど。柄のついたブラシがあると手を濡らさずに擦れるので便利です。水受けの水垢にはクエン酸を使います。

タンクの上に蓋のみのタイプは簡単に外せますが、タンクの上に水が流れるタイプは給水ホースが繋がっているものもあるので、その場合は、蓋と繋がっている給水ホースの接続部分のナットを、反時計回りに回すとホースが外れるそうです。

タンクの蓋についている蛇口から始めました。水100CCに小さじ1杯のクエン酸を溶かしたクエン酸スプレーを、スプレーします。錆びついていない金属部分はさっとこするだけでキレイになりますが、錆やカビがこびりついた部分は、歯ブラシとスポンジの硬い方を使ってかなりゴシゴシとこすりました。ここまで酷くなければ、もっと簡単に落とせると思います。

蓋の表面と水受け部分は重曹を粉のまま、歯ブラシと水に濡らしたスポンジにつけて、こすり洗いします。重曹の粒子は水に溶けにくく研磨作用もあるので、表面を傷つけることなく水垢を取ることができるそうです。

○タンク内の掃除

タンク内は、スポンジとブラシを併用して汚れを落としていきます。水が吹き上がることがあるので、元栓を閉めた方が良さそうです。今回は、ペーパータオルをかけて吹き上がらないようにして作業しました。かなりキレイになりましたが、長年放置したままだったので、シミになってしまったところも。どうしても落ちない頑固な汚れには1000番くらいの粗さの耐水性サンドペーパーに水をつけてこすると落ちるそうです。

○汚れ防止も重曹でOK

せっかくキレイにしたトイレタンクですから、できるだけキレイな状態を保ちたいもの。それには重曹の浸け置きが有効だそうです。やり方は今回の準備段階と同じで、カップ1杯(200cc)の重曹を粉のままタンクに入れて、6時間ほどそのままにしておきます。夜寝る前や外出前などトイレを使わない時間帯に、月に1回でタンク内の汚れを予防することができるようですよ。

○まとめ

そもそも、トイレのタンクって掃除するものなの? というレベルだったので、汚れの酷さにとても驚きました。我が家では便器の洗浄のために、スタンプ式の汚れ落としを使っていますが、それを流す水がカビだらけだったら意味がありませんよね。1カ月に1回、カップ1杯の重曹をそのまま蓋の上から入れるだけで、汚れ予防ができて、消臭効果も期待できるのなら、これは習慣にしたいですね。(フォルサ)

このニュースに関するつぶやき

  • トイレのタンクをキレイにする、これは大事ですよ。そして、効果的です。ブルーレットの漂白剤を使っています。
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