旧車ファン注目。横浜ゴム、ポルシェクラシックカー向けタイヤを箱根ターンパイクで期間限定展示

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2019年12月26日 13:11  AUTOSPORT web

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ポルシェと共同開発したヨコハマA-008P(左)と、クラシックな外観のG.T.スペシャルY350(右)
横浜ゴムは2019年11月より神奈川県、アネスト岩田ターンパイク箱根の終点に位置するアネスト岩田スカイラウンジ内において、ポルシェ・クラシックカー向けタイヤを2020年4月末までの期間限定で展示中だ。

 この催しは横浜ゴムと、ポルシェセンター青山・世田谷クラシックパートナーが共同で、ヒストリックカーファンなど自動車愛好家の間で人気スポットとなっているアネスト岩田スカイラウンジ内のギャラリースペース“HCギャラリー”を舞台に、オールドポルシェ向けパーツを展示するもの。

 横浜ゴムはこの展示コーナーに、2019年8月から販売をスタートさせた『ヨコハマA-008P』や、同年7月に発売された『G.T.スペシャル・クラシックY350』など同社のヒストリックカー向けタイヤを中心に出展している。

 ヨコハマA-008Pは、1980〜90年代に登場したポルシェのスポーツモデルに採用されていたポルシェ新車装着用タイヤの復刻商品だ。ドイツの名門ブランドとの共同開発によって誕生した同モデルには、ポルシェの承認を示す“N0”のマークが刻印が記されている。
 
 一方、G.T.スペシャルY350は幅広いクラシックカーに対応するオールマイティ・ヒストリックタイヤ。1960〜70年代の国産・海外車にマッチする外観が与えられた同モデルは、現代の最新技術を用いて旧車の乗り味を損なわいマイルドな乗り心地を損なわず安全性を確保したという。

 2017年に復刻した『ADVAN HFタイプD』など近年、さまざまなヒストリックカー向けタイヤをリリースしている横浜ゴムは、中期経営計画“グランドデザイン2020”のタイヤ消費財戦略において『ホビータイヤ戦略』を掲げており、レースやクラシックカー、オフロードなどあらゆる自動車ユーザーの趣味に対応する新商品の開発と、既存商品のサイズラインアップ拡充を進めている。
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