「クレージュ(Courrèges)」のクリエイティブディレクター ヨランダ・ゾーベル(Yolanda Zobel)が2020-21年秋冬コレクションをもって退任することがわかった。後任は未発表。
ドイツ人デザイナーのゾーベルは「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」「クロエ(Chloé)」「アクネストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」などで経験を積み、2018年2月にクレージュのクリエイティブディレクターに就任。2019年春夏コレクションでデビューした。
同氏の指揮下でこれまで3シーズンにわたりコレクションを発表。ブランドの特徴でもあるフューチャリズムを現代的に再解釈し、ブランドの代名詞でもあったビニール素材をサステナブル素材へ切り替えることを発表するなど、サステナビリティに力を入れていた。
クレージュは1961年にアンドレ・クレージュ(André Courrèges)により創業。2018年からケリンググループのピノー家の投資会社であるアルテミスが所有している。
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