東京ヴェルディは8日、ジュビロ磐田から元日本代表FW大久保嘉人を完全移籍で獲得したことを発表した。
大久保は1982年生まれの37歳。2001年、国見高校からセレッソ大阪に加入すると、2004年11月にはマジョルカへの期限付き移籍が決定し、スペインに渡った。以降はヴィッセル神戸やヴォルフスブルク(ドイツ)、川崎フロンターレ、FC東京、磐田など数多くのクラブに在籍してきた。
加入に際し、大久保は東京Vの公式HPで以下の通りコメントを発表している。
「プロ20年目という節目の年を、東京ヴェルディという歴史と伝統のあるクラブでスタートできることを大変嬉しく思います。小さい頃、誰もが憧れたヴェルディは、憎らしいほど強くて、サッカー少年だった自分の心をいつもワクワクさせてくれました。そんなヴェルディを復活させるためには、J1昇格することがまずは絶対だと思っています。そのためには試合はもちろん、1日1日の練習から大切に、日々全力で頑張りたいと思います。東京にオリンピックがやってくる2020年。オリンピックだけでなく、ヴェルディのサッカーで、ファン・サポーター、そして子供たちをワクワクさせたいです。応援よろしくお願いします」