第二の本田翼・カジサックとなるか? GACKT、峯岸みなみ、狩野英孝、ローラなど芸能人YouTuber続々

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2020年01月09日 07:31  リアルサウンド

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リアルサウンド

動画サムネイルより

 新年は新しいことを始めるのに最適なタイミングだ。だからこそなのだろうか、有名芸能人のYouTuberデビューが止まらない。


(参考:草なぎ剛、YouTuberに対して“謝罪” ヒカキン、はじめしゃちょー、フィッシャーズらへのリスペクト語る


 もちろん、これまでも芸能人のYouTuberデビューは決して珍しいものではなかった。とりわけ、「YouTubeチャンネルの登録者数100万人」の目標を大々的に掲げた“カジサック”こと、キングコングの梶原雄太や、ゲームの実況配信で驚異的な視聴者数をたたき出した本田翼といった、明確な成功のモデルケースが登場した2018年下半期あたりから増加傾向に。


 そこから、“教育系YouTuber”という独自のコンセプトで人気を博しているオリエンタルラジオ・中田敦彦を筆頭に、藤田ニコル、霜降り明星といった、YouTubeへの熱量と再生回数・登録者数からなる結果を伴った「成功の第二集団」とでもいうべき、芸能人YouTuberが次々と現れた。


 さらには、チャンネル登録者数48.8万人の「フワちゃんTV」を運営するフワちゃん、チャンネル登録者数69.3万人の「ガーリィレコードチャンネル」を運営するガーリィレコード、「一人キャンプ動画」で再注目された芸人のヒロシなど、YouTubeを発信源にブレイク及び再ブレイクするという新たなパターンも散見されるようになっている(チャンネル登録者数は1月8日現在)。


 こうした背景もあって、2019年は芸能人のYouTuberデビューが特に目立った年だった。昨年12月だけを切り取っても、DIYを初めとした自分の趣味を発信するチャンネル「Hiromi factory」を開設し、最初の動画で100万人超の視聴者数を記録したヒロミをはじめ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、品川庄司の庄司智春、極楽とんぼの山本圭一などの著名なタレントが、YouTubeの世界に飛び込んでいる。


 1月に入っても、芸能界とYouTubeの「2足の草鞋」を志向するタレントは後を絶たない。1月1日にはGACKTがYouTuberデビュー。2分あまりのイントロダクション的動画を公開し、その中で「YouTubeをちょっと荒らしに来ました」と宣戦布告。動画の最後には、次回予告としてYouTuberの定番コンテンツの一つ「ドッキリ」を仕掛けられる模様をちょい出ししてファンの期待を煽っている。


 同日には、4月にAKB48を卒業する予定の峯岸みなみもYouTubeに初めて動画を投稿。「はっきりとした方向性はまだ定まっていない」としながらも、撮影場所として専用のスタジオではなく自宅のリビングをチョイスして室内を初公開するなど、YouTube活動に対する意識の高さをうかがわせた。さらに、狩野英孝、エド・はるみ、ローラなども新年のスタートと共に初の動画をアップロードしている。


 このように芸能人YouTuberは多士済済ではあるものの、動画の投稿頻度や力の入れようも含め、チャンネルの質的には玉石混交なのが実情だ。開設されるや否や多くの登録者を集めるチャンネルもあれば、いつまで経ってもまったく再生回数が伸びないものもある。芸能人としての知名度や人気が必ずしも、再生回数・登録者数に反映されるわけでないのが、YouTubeの面白さであり難しさだ。果たして、この1月デビュー組をはじめ、2020年にYouTuberデビューするタレントの中で、第2のカジサック、本田翼は現れるのだろうか。今後も注目していきたい。


(こじへい)


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