『月とオオカミちゃんには騙されない』異例づくしの第1話 ヒナ、あずさ、とおるに人気が集中し波乱の幕開け

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2020年01月10日 07:01  リアルサウンド

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『月とオオカミちゃんには騙されない』(c)AbemaTV

 AbemaTVが手がける『オオカミ』シリーズの最新作『月とオオカミちゃんには騙されない』が、1月5日に初回放送を迎えた。本作は、女性陣の中に決して恋をしない“オオカミちゃん”が最低一人混ざっているなか、男女が本気で恋をする模様を追う恋愛リアリティーショー。今回は、メンバーが男子5名女子6名の計11名という過去最多の人数となり、新たな展開を見せている。雑誌モデルや俳優、TikToker、アーティスト、スポーツ選手など話題の人物たちが織り成す駆け引きとリアルな表情から目が離せない。


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 第1話では、恒例の「赤いブレスレット作戦」や「光のアミダ」、「アトリエ作業」が行われ、それぞれ意中の相手に積極的にアプローチする姿が印象的だった。男性メンバーが、第一印象でお気に入りの女子に赤いブレスレットをプレゼントする「赤いブレスレット作戦」では、ルーク(岸本ルーク)、コア(Novel Core)、しょうたろう(岡田翔大郎)が不思議な魅力を持つヒナ(Hina)へ、りょうすけ(曽田陵介)、とおる(堀江亨)は博多弁が印象的なあずさ(大原梓)へアピール。人気が二人の女子に集中するという異例の事態となった。


 さらに“運命を感じさせる”「光のアミダ」では、あみだくじによって決められた5組の男女ペアが、二人きりで話す特別な時間をそれぞれ堪能していく。ペアから漏れてしまったヒナには赤い手紙が渡され、そこには気になる男子一名を指名して、ツーショットタイムをとる権利を与えるという内容が記されていた。ヒナは迷いつつも、第一印象で名前を挙げていたしょうたろうを呼び出す。しょうたろうは嬉しそうに頬を緩めながら、ヒナのもとへ登場した。また「アトリエ作業」では、今回のミッションとして、アパレルショップの立ち上げが命じられる。学生時代に服飾を勉強していたあずさがリーダーに抜擢され、みんなを引っ張っていくことになった。


 前回の『オオカミちゃんには騙されない』とは打って変わって、女子メンバーの積極性が目立つ新シリーズ。コアとりおん(岡本莉音)が話しているところにりこ(莉子)が割って入るように話しかけにいったり、とおるを気になっているというナナ(加藤ナナ)が態度で示すかのように彼だけをじっと見つめたり、自ら恋をリードする女子が多い印象だ。さらに、今まで男子の中から選抜されていた「アトリエ作業」のリーダーに、今回は初めて女子が任命され、異例の展開続きにスタジオから驚きの声が上がっていた。


 また、女子メンバー6人中4人が気になる人に「とおる」をあげるなど、今回は男女ともに一定のメンバーに人気が集中している。これまでは、お互い同じ人を好きになりたくないという気持ちも働いてか、こんなにも意中の相手が被ることはなかった。しかし、“オオカミちゃん”が混じっているかつ、女子メンバーの人数が多い『月とオオカミちゃんには騙されない』では、男女ともに好きな人が被ることをあまり気にせず、各々が積極的に好意を寄せる相手に気持ちをぶつけている。


 とおるは赤いブレスレットをあずさに渡す際、「率直に言うと、まだ第一印象なんだけど、あずさちゃんのことがめっちゃいいなと思って」とストレートに気持ちを伝えた。あずさも「めっちゃ率直に言う!」と初めから真っ直ぐなとおるの姿勢に驚いた様子。第一印象ではとおるが気になっていると打ち明けていたあずさだが、第1話の最後には早速太陽LINEを使い、なぜかルークを古着屋デートに誘っていた。それだけに、この恋がどう動くのかはまだ未知数だ。女子からの人気ナンバーワンのとおると、男子からの人気ナンバーツーのあずさによって、大きく荒れそうな予感がする。


 一方、女子の一番人気であるヒナは、ルーク、しょうたろう、コアからそれぞれブレスレットを受け取り、両手に合わせて3本もつけていた。ヒナは誰からブレスレットをプレゼントされても、ニコニコと笑顔を見せ、穏やかな雰囲気で対応する。しょうたろうからの「(オオカミちゃんじゃないと)信じて大丈夫ですか?」との問いには「信じてくれますか?」と返すなど、男子を翻弄する場面も見られた。またミステリアスな瞳で、相手をじっと見つめる姿は、視聴者までもドキドキしてしまうほど魅力的だ。さらに「オオカミちゃんじゃないですか?」という問いに対して、はぐらかすような回答が目立つため、「オオカミちゃんなのでは?」と、ついつい疑ってしまう。そんなヒナは、ここ一番の引きの強さで「光のアミダ」では赤い手紙を引くなど、運も味方するほどのスター性を見せつけ、第1話から強烈な印象を残した。


 今回は人数的に、どうしてもペアを組むときに孤独な想いをしてしまう女子が一人出てしまうためか、男女ともに必死さが垣間見える。終盤になるにつれ、恋のゆくえが激化していく『オオカミ』シリーズだが、今回は第1話から波乱の展開を見せた。ヒナに対して「あきらめないでいきたいと思う」と宣言するしょうたろうや、あずさの太陽LINEを見て「俺も行きたい!」と名乗りをあげるとおるとそんな彼を「私も行きたい!」と追いかけるナナのようなパワフルなメンバーに盛り上げられ、恋に本気の冬が始まる。(文=Nana Numoto)


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