田中道子、二科展入賞の油絵は「浴室で描いた」 夢の住まいは「熱海で温泉露天風呂付き」

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2020年01月11日 16:42  Techinsight Japan

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トークショーで理想の住まいを明かした田中道子
モデルで女優としても『西郷どん』『偽装不倫』などの出演で知られる田中道子が10日、『ギャラリークレヴィア 新宿』プレス内覧会のトークショーに出席した。自らを「趣味が多い」という田中は、油絵で昨年『第104回二科展』に初出展し初入賞した腕前を持つが、その制作エピソードを披露した。また二級建築士の資格を持つ田中が間取りを描いて理想の住まいを明かした。

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「一歩家の外に出たらオンにする。オフにするのは家だけ」と言い「本当に家にいる時間が誰よりも長いと思う」と語る田中道子は、「休みの日は一歩も外に出ない日もあり、家にいるのが至福の時間」と自宅での時間を大切にしているそうだ。自宅で何をしているのかと言うと「多趣味でピアノも弾きますし、油絵もやっていて…、それも自分の家でやりたい」という。


油絵では昨年『第104回二科展』に初出展し見事初入賞。その受賞作『枯れぬ夢』が会場スクリーンに映されたが、田中は同作について「雌のライオンで孤高に佇んでいる。自分もこうありたい」と力を込めた。その制作には苦労もあったようで「油絵はニオイがすごく強いので浴室で描きました」と田中。同作は二科展では一番小さいサイズの50号であるが、それでも長辺は1メートル以上あり、その大きなキャンバスを「毎回(浴室に)持って行って換気扇をつけてやっていました」と振り返った。ピアノも「防音の部屋ではないのでヘッドフォンして(弾いている)」と明かし、「完全防音の趣味部屋があるといい」と声を弾ませた。


また静岡文化芸術大学で建築を学び、二級建築士の資格を所持している田中道子が、理想の住まいの間取り図を公開した。「平屋で一番贅沢な造り。LDKをバン!と取って」と広く開放感のあるLDKを持つその家は「将来住むとしたら露天風呂が欲しい。温泉を引いて熱海に住みたいという夢がある」と露天風呂付きが特徴だ。さらに「一番こだわったポイントが、買い物から帰ってエントランスから入って、そのまま(玄関に併設の)収納に荷物を置いてキッチンに入れること。時短の導線を入れました」と2WAYのキッチンを計画。さらに4.5畳の和室が付いているが「和室って落ち着くんですよね。いくらでも奇抜なものとかデザインの凝ったものは発想が出てくると思うんですけど、一番大事なのは居心地のいい空間をデザインすることで、それが難しい。シンプルで何もないのが良いわけではなくて、ちょっと遊び心があるのが、自分がそこの一部として居心地がいいと思います。和室を入れてちょっとホッと一息つけるようにしています」と和室の効果に触れた。


最後に田中道子は「自分の家は理想を突き詰めていくとキリがなくて、どこか妥協することもありますが、吟味したり工夫をしたり、それがクリエィティブにつながると思います。自分の好きなことを理解するのは大事なので2020年も自分の本当の気持ちを聞いて、理想を追い求めたい」と目を輝かせた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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