水溜りボンド・カンタ、みのとの対談で“一歩先”への思いを明かす 「ストッパーをかけちゃってた」

0

2020年01月18日 07:01  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

動画サムネイルより

 1月12日、人気YouTuberコンビ・水溜りボンドのカンタと、YouTuberトリオ・カリスマブラザーズ(現在は解散)の元メンバーで、音楽にフォーカスした動画で人気を博しているみのの対談動画が公開された。


(参考:星野源、人気YouTuber水溜りボンド・カンタに感謝「気が向いたら僕の曲を使ってやってください」


 現在籍を置く事務所・UUUMに所属した日が一緒で、「完全に同期」だという2人。面識がない頃から互いに意識しあっていた関係らしく、カンタは「UUUMに所属する前からちょっとライバル視してたもんね。『海外にヤバいやつらがいるぞ!』って」と言い、一方のみのも「うちが所属するなら向こうもするだろうなみたいな。そういうライバル視みたいなのはあった」と共感。カンタは「初めて会った時も『おう……』みたいな感じで、『どっちのほうが面白い?』みたいな(笑)」と続け、「あれから5年経ってね、すごいよね」と懐かしんだ。


 みのが「性格が違うようで実は似ている」と言うと、カンタも「俺もめっちゃ似てると思う」とうなずき、「俺がみのだった人生あると思うもん」と一言。その発言を受けてみのが「俺もあると思う。10代とかの時点で『俺はこっちに向かって走ろう』みたいな……」というと、「決める日までは一緒だったんだよね。走り方も似ているんだけど逆方向に行った」と認識を共有しているようだった。


 みのは自身を「(世間と)チャンネルが合っていない人」とした上で、カンタのことを「ナチュラルにチャンネルが合っている人」と評価。だが、カンタは「自分が良いと思うものを世間の人が見てくれることが多くてすごいうれしい」としながらも、「そこからもう1個上に出る方法って何なんだろうと考えたときに、通常の人が説明できないけど良いと感じるような、ちょっと1個外れてるけど、ちゃんと歴史を踏襲したような知識とか分厚い何かがあるとめちゃくちゃ良いものを作れる気がする」と述べ、ビートルズを聴いたり、ルーブル美術館へ訪れたりするなど、古典への回帰を志向していることを明かした。


 この話を聞いてみのは「おもろいな〜。カンタがそういう話をするなんて、今まで聞いたことがなかったから」と微笑み、「カンタもYouTube、5年とかになってきて、足場を築いて自分のスタイルも武器も全部理解していますってところで、(別の)色彩が欲しくなったのかもね」と理解を示した。


 さらに、カンタは「楽しそうなことに正直に生きてたつもりだったんだけど、どこかでストッパーをかけちゃってた」と本音を吐露。「でも、ここでもう一言、自分がやりたいことのために一言、言えるようになったら、何人かには嫌われるかも知れないけど、もしかしたら、めちゃくちゃ好きになってくれる人が増えるかもと思って。自分はそういう人になりたい」と変身願望を口にした。


 そして、「2020年にやりたいこと」を聞かれると、「やりたいことは山ほどある」と答えたカンタ。「YouTubeが盛り上がり続けるならば一生やりたいと思っているけど、そうもいかないってなった時に、自分たちでYouTubeみたいなプラットフォームをちゃんと作れていないと移動できないと思う」として、「めっちゃ簡単に言うと、もっと面白い人になりたい」と語った。(こじへい)


    ニュース設定