Snow Man 岩本照、演技からアクロバット、筋トレまで “スーパーマン”の裏に隠された努力

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2020年01月20日 10:31  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

 ついに明後日に迫ったSixTONESとSnow Man、2組同時CDデビューの日。それに向け、「SixTONES&Snow Man徹底解剖」としてSixTONESメンバーを一人ひとり取り上げてきた。その第7弾となる今回からはSnow Manのメンバーに注目していきたい。


(関連:SixTONESとSnow Manの楽しみ方と15人の魅力 「Imitation Rain」「D.D.」MVをもとに総ざらい


 Snow Manは確固たるパフォーマンス力を持つ9人組。年齢も芸歴もキャラクターもバラバラなメンバーが集まっているが、それが絶妙にマッチしている。今回は、そんな魅力あふれるSnow Manのリーダー、岩本照を取り上げたい。


 岩本は1993年生まれの26歳で、自らジャニーズ事務所に履歴書を送って2006年10月に入所を果たしている。その後2009年には、Snow Manの前身となるMis Snow Manのメンバーに抜擢。メンバーの事実上の脱退などがあり、2012年からはSnow Manとして舞台を中心に活動を続けてきた。そしてリーダーに就任し、9人の大所帯をまとめ上げている人物だ。


 岩本の活躍を見ていると、すべてが完璧な“スーパーマン”だと感じる。例えば、演技。岩本はこれまでドラマ『BAD BOYS J』や『SHARK』シリーズ、『簡単なお仕事です。に応募してみた』、『CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』(すべて日本テレビ系)などに出演。主演を務めたのは『簡単なお仕事です。に応募してみた』と、映画『HOT SNOW』のみだが、それ以外の作品でも主演に劣らない存在感を見せている。決して経験豊富とは言えないが、それを感じさせない演技も特徴だろう。


 アクロバットやダンスなどのパフォーマンス力でもそうだ。Snow Manの“アクロバットが得意なグループ”いうイメージは、岩本(と佐久間大介)が担っている部分が大きいのではないだろうか。身長180cm以上というスタイルの良さを活かしたダイナミックなアクロバットは、舞台上でも人々の目を引く。さらに、「Party!Party!Party!」をはじめ多くのオリジナル曲を振り付け。デビューシングル『D.D./ Imitation Rain』のカップリング曲、「Crazy F-R-E-S-H Beat」も岩本が振り付けを手掛けている。9人ならではのフォーメーションと歌っているメンバーが目立つような緩急が組み込まれたダンスは、さすがと言わざるを得ない。


 そして、岩本のトレードマークともなっている鍛え上げられた肉体も然り。筋力トレーニングが趣味という岩本だが、体脂肪率5%はなかなか出せる数字ではない。最近では『7G〜SEVENTH GENERATION〜』(フジテレビ系)などのバラエティ番組に出演するたび、腹筋を見せるのが定番になっている。さらに2017年から2019年には『SASUKE』(TBS系)にも出演し、ジャニーズファン以外からも注目を集めた。


 こう見ると、天性の才能を持ってサラリと何でもこなしているように見えるが、その裏には我々が想像し得ない努力が隠されているはずだ。実際、2019年12月27日放送の『調べるJ』(テレビ朝日系)でも「ジムは多い時には週9回、1日に別のジム2〜3個行くことがある」とジムのはしごエピソードを披露。しかも、鍛える部位によってジムを変えているという徹底ぶりで、もはや変態的な領域である。さらに、舞台でも一際難易度の高いアクロバットをサラリとこなしているように見えるが、下を向いて顔をしかめている岩本を見たこともある。Snow Manは、もともとアクロバットができたわけではない。ここに来るまで血の滲むような努力をしてきただろうし、今もなお努力しているのだろう。だからこそ、時に顔をしかめて踏ん張ることもある。しかし、どんなにキツくてもそれをあからさまに表に出さない彼をプロフェッショナルと言わずして何と言えよう。


 14年という長い下積みを経てようやくデビューを勝ち取る岩本。ジャニーズJr.時代、舞台でいつもキラキラした姿を見せてくれていたが、その影では相当努力を積んできた。そして、デビューした後も岩本は習慣のように努力を続けていくはずだ。彼が輝かない理由が見つからない。(高橋梓)


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