岡村隆史演じる菊丸の正体は? 『麒麟がくる』初回から登場で考察飛び交う

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2020年01月20日 20:02  Techinsight Japan

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岡村隆史も菊丸に「謎な部分もある気がして…」
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第一回「光秀、西へ」が1月19日に放送された。昨年、沢尻エリカが麻薬取締法違反の疑いで逮捕され降板したため、出演部分を急きょ撮り直すことになって初回放送のスケジュールがずれ込んだこともあり、大河ファンはオンエアスタートを心待ちにしていたことだろう。そうした経緯もあって沢尻に代わり帰蝶役を務める川口春奈に注目が集まるなか、序盤で岡村隆史が登場したことからTwitter上で視聴者による様々な反響があった。

大河ドラマは初回で主人公の幼少期を描くパターンが多いものの、『麒麟がくる』は長谷川博己演じる明智光秀が美濃・明智荘を襲った野盗を撃退する場面からはじまった。その野盗に捕らえられていた三河出身の農民・菊丸役を務めるのが岡村隆史だ。

『麒麟がくる』オープニングでは音楽担当のジョン・グラムが手掛け、NHK交響楽団が演奏する勇壮なテーマ曲をBGMに、出演者が「明智十兵衛光秀 長谷川博己」「駒 門脇麦」「菊丸 岡村隆史」「牧 石川さゆり」の順で映し出されていった。

さらには終盤で帰蝶(川口)が登場したシーンは30秒程度だったが、序盤で菊丸が登場したのはそれより長く、初回に限れば話題の川口春奈よりも岡村隆史の方が活躍したのである。

視聴者からはTwitter上で「まさか岡村菊丸、初回にいるとは! 緊張感ガチでww」、「子役かと思ったら、岡村さんだったw 菊丸、可愛い」、「冒頭から岡村さん出てきたし、今後徐々に登場するんやろな」、「我らが大河俳優・岡村隆史 3番目に名前が出るとは 感無量です…」と反響があり、なかには「多分ですけどナイナイ岡村さんが演じる菊丸の役柄は重要な存在だと思います…」「菊丸(岡村さん)いろんな考察あるな 闇の菊丸 実は藤吉郎説 山崎の戦いで最後に光秀の命を奪う農民説…」といった声も見受けられた。

『麒麟がくる』公式サイトの「キャストメッセージ」で、岡村隆史は「菊丸は、単純で明るい農民です…ただ、単純で明るい農民とはいえ、ちょっと謎な部分もある気がして…それについてスタッフさんに聞いてみたのですが、みんな目をそらして誰も教えてくれないので、僕は知りません!」とコメントしており、これから何らかの形で明智光秀に絡んでくる人物だと思われる。

本編後の『麒麟がくる紀行』第一回でナレーションを担当する桑子真帆アナウンサーが「明智光秀の前半生は謎に包まれています」と語ったように、若き頃の光秀については記録が少ない。ドラマで登場する菊丸や京都の医師・望月東庵(堺正章)、東庵の助手・駒(門脇麦)などは史実にはないオリジナルキャラクターである。

それでも視聴者は「麒麟は三河にいた菊丸説を唱えときます。フェアリー的な存在で時々光秀を上に引っ張り上げる。まずは鉄砲と広い世界を教えて、次はどんなステージに連れて行くのかしら?」、「麒麟がくる見てるけど菊丸なんも知らず見てたらのちの秀吉って言われても信じてしまうな(顔が」、「麒麟がくる 菊丸=秀吉クラスチェンジ説、あるな…」と想像を膨らませて楽しんでいるようだ。

ちなみに流浪していた明智光秀が三河の牧野右近大夫に仕えた際、懇意にしていた「中野某」に「将来、わたしが一国一城の主になった暁には是非城代としてお迎えしたい。貴殿のほうが出世していたらそなたの家臣になろう」と話し、後に光秀が出世すると「中野某」を亀山城の城代に迎えたという記録があることから、菊丸のモデルは「中野某」ではないかという説もある。

また『麒麟がくる』のキャストで藤吉郎(のちの秀吉)役には佐々木蔵之介が発表されており、「菊丸がのちの秀吉」となる可能性は薄いのではないだろうか。

画像2枚目は『okamuradesu 2020年1月18日付「大河ドラマ 1月19日(日)スタート」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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