『テラスハウス』東京編・第30話ーーついに三角関係決着? ビビと凌がまたも急接近

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2020年01月21日 12:01  リアルサウンド

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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第30話が、本日1月21日に配信された。


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 愛華は前々から約束していた、トパスとの映画デートに出かける。一見、正反対のタイプに見える二人だが、デートをしている姿は意外にもお似合いだった。映画の後のディナーでは、トパスが愛華に「この2週間過ごして、明らかに、ビビちゃんと花ちゃんには持ってない感情を、愛華には多分持ってるんだよね」と素直な気持ちを伝える。「自分に(トパスの)興味の矢印が向くと思ってなかったから、結構意識しちゃってると思う」と返す愛華だが、「なんか“キャバクラみたい”みたいな感じになってるけど、普通の21歳だからさ、そんな別に(経験)豊富じゃないし」と言葉を詰まらせた。


 愛華は以前、山里亮太が番組について赤裸々に語る『山チャンネル』のコメント欄を覗いてしまい、自分に向けられた視聴者の評価に傷付いたことがあった。そんな経緯もあり、「見た目どおりじゃない子、っていうのが自分の中ではすごく魅力的だなと」と優しくフォローするトパスの言葉に、「それに気づいてくれたっていうか、それを分かってくれる人がいてうれしい」と安堵の色を浮かべる。そこでトパスからサプライズのプレゼントが手渡され、愛華は「しあわせです」と喜んだ。


 帰宅してからの女子部屋では、トパスからのプレゼントにいち早く気づいた花とビビが「ヤバーい! ヤバーい!」と大興奮。愛華は「楽しかった、ひたすら楽しかった」とデートに満足している様子だった。さらに愛華は、花たちから「アリかナシかで言ったら?」と聞かれると「アリでしょ」と即答。愛華とトパスは、順調に関係を育んでいるようだ。


 一方、東京・阿佐ヶ谷のライブバー・ガムソで、スタンダップコメディのステージに上がる快。花、ビビ、愛華と女子メンバーが勢ぞろいしてそのステージを見守ったが、快の演じるコメディはかなりダークな内容だった。「自殺」や「ゴミクズのような夕食」などハードな言葉を交えながら、日本のサラリーマンを痛烈に風刺するものだ。帰宅後、花とビビは快のコメディについて感想を言い合う。ビビは「ちょっと言いすぎじゃないかなって思う、あんまりおもしろくなかった」と本音を吐露した。快が帰宅してからも、ビビは本人に「人が傷つくんじゃないかなって」と、本音の感想を伝える。快は、その日のステージがあまり上手くいかなかったと落ち込んでいたところに、厳しい指摘が入って浮かない表情だ。


 忌憚のない感想を伝えるビビに対し、花は「面白かったよ」「カッコよかったよ、めっちゃ」など優しい言葉をかけて快を励ましていた。二人は相談を重ねるごとに、お互いが気落ちしている時に救いあうような関係性になっているようだ。特に快はこのライブの前にも花をデートに誘うなど、かなり興味があるように見える。


 夜、凌が帰ってくるとダイニングにビビが残っていた。凌は「着替えてリビングで何か映画を観ます」と言い、「もう寝る?」とビビに聞く。ビビは寝ずに凌を待ち、一緒にPCで映画を観ることにした。そして二人は、身体を密着させて映画を見始める。ただ、ビビは「寒い」と甘えるものの、凌はビビの手を取ってビビ自身のかけている毛布の中に戻してしまい、なかなか積極的な姿勢を見せない。ロマンチックな夜に発展しそうな状況にもかかわらず、凌は二人関係を進展させなかった。


 一方、そんな二人の様子を見てしまった花は、「凌さんは別にバスケに集中したいからとかじゃなくて、ただ単に私のことを別に恋愛対象というふうには見てなくて……」と、辛い心の内を愛華に打ち明ける。愛華はしびれを切らして凌に真相を聞くと言い出した。


 後日、実際に愛華は凌をプレイルームに呼び出して、気持ちを尋ねる。凌は愛華が言いたいことをわかっていた。そして花の気持ちについて「気づかなかったらおかしいでしょ」と困った様子を見せる。凌は、告白もされてもいないのに“気がない”と直接的に伝えたら、必要もなく傷つけてしまうのではないかと悩んでいたのだ。「今までだったら例えば、そうやって(気がない)サインを出しても気づかない女の子だったら、連絡をしなければ何も起きない話だったわけだけど……毎日顔を合わせてっていう関係だからさ」とテラスハウスという環境だからこそ、上手い距離の取り方がわからずに苦戦しているようだ。


 愛華は「好きだからさ、(どんな方法をとっても)傷つかないことはないと思う」と、花に気持ちを伝えることを薦める。その一方で、ビビについてどう思っているのかも凌に訪ねた。凌は「悩みとかを話したりもできるし、いいなって思うけど」と言いつつも、現実問題として将来のことを考えると付き合うのは難しいと言葉を濁す。ハリウッドに行きたいビビと、まだ東京でバスケを頑張りたい凌。凌は「遠距離恋愛なんて俺、する気、今は全然起きないし」と、真剣に恋愛したいからこそ、ビビとの恋に踏み出せない様子だ。


 愛華はビビにも正直に伝えるべきだと背中を押した。凌と愛華は『ザギンでシースー』デートを楽しみ、恋愛関係になるのかと思われていた時期もあったが、恋愛経験値の高い愛華はおそらくいち早く凌の気持ちに気づいたのだろう。ある日、自然と凌から離れた愛華は、今や凌にとってのよき相談相手になった。今回の凌の悩みは、相手の気持ちに敏感で、どんな人にもスマートに振る舞える能力があるからこそ、抱えてしまう悩みなのだろう。


 凌が心中を明かした今、答えはもう出たも同然で、あとは行動するのみだ。ビビは目の前の問題を乗り越えて凌と結ばれるのか、また花は快に気持ちが揺らぐことはあるのか、いよいよ見逃せない展開になってきた。(文=Nana Numoto)


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