“ちょい役”でインパクト残すドランク鈴木拓、熱烈オファー受けた次回作は「変質者役」

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2020年01月21日 16:02  Techinsight Japan

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“ちょい役”でもリアルな演技を心がける鈴木拓
お笑い芸人が俳優として活動することは珍しくない。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』のナインティナイン・岡村隆史をはじめ、月9ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系)では霜降り明星の粗品、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)ではミキ・昴生がそれぞれ出演しており、アキラ100%に関しては映画『こはく』での準主役のほか、現在は『トップナイフ−天才脳外科医の条件−』(日本テレビ系)で救命医を演じている。そんな中、ドランクドラゴンの鈴木拓も昨年末にあるドラマに出演することになったが、その役柄には複雑な気持ちになったという。

ドランクドラゴンの塚地武雅は、俳優としてさまざまな作品に出演している。2006年に公開された映画『間宮兄弟』で日本の映画賞新人賞三冠を果たし、今月末には出演映画『噓八百 京町ロワイヤル』の公開、来月にはドラマ『パパがも一度恋をした』(東海テレビ・フジテレビ系)の放送が控えているなど、今ではすっかり俳優としての地位を確立しつつある。

彼の相方である鈴木拓も多くの作品に出演経験があるが、塚地とは異なり短いシーンでインパクトを残すことが多い。20日に放送されたMBSラジオ『アッパレやってまーす!』の冒頭でもこれから放送されるドラマの撮影に臨んだことを明かしたが、なんと女子高生に下半身を見せる変質者役だったという。

監督から「この役は鈴木さんしかできない」と熱心なオファーを受けて出演を決めたものの、「何の役か知らないで蓋を開けてみたら変質者役」だったそうだ。しかも撮影時期は年末の寒い時期。それでも前張りをした裸体にトレンチコートを羽織るという姿を指定された鈴木は、事前に剃毛も行う万全の役作りで撮影に臨んだとのこと。また最近では、街中での撮影で通行人の往来を止めてはいけないという決まりがあり、一般人に本気で驚かれるというハプニングもあったそうだ。それほどリアルな演技で作品を盛り上げたという鈴木に、スタジオからも「ピッタリ」とハマリ役との指摘が相次いでいた。

ちなみに鈴木は『恋はつづくよどこまでも』第1話でサラリーマン役として登場している。他にもオファーが相次いでいるようで、既に「3本くらい(撮影が)入っている」という。基本的にはマネージャーに「台詞なし」をお願いしており「全部ちょい役」というが、わずかな登場シーンで存在感を示す鈴木の演技も、主要キャストとして味のある演技を見せる相方・塚地とはまた異なる魅力で重宝されているようだ。

画像2枚目は『NHKドラマ 2020年1月12日付Twitter「#ゾンビが来たから人生見つめ直した件 ゲストをちょこっとご紹介しちゃう件(2)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
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