坂上忍、昔は「普通にあった」 番組での賞品や賞金もらえず、世界一周旅行も幻に…

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2020年01月22日 16:02  Techinsight Japan

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「今では考えられない」と坂上忍
テレビのクイズ番組などでよく見かける賞品や賞金。優勝賞金1,000万円など高額な場合もあり、優勝者に「賞金を何に使うか」といった質問がなされることもある。しかし過去には賞品や賞金がもらえなかったケースもあったようだ。俳優の坂上忍(52)が、自身がMCを務める『バイキング』(フジテレビ系)で言及した。

22日に生放送された情報トークバラエティ番組『バイキング』では、TOKYO MXテレビで放送された番組『欲望の塊』で優勝賞品としてもらえるはずの高級外車ランボルギーニがいまだに届かないといった問題を取り上げた。同番組はホストたちが優勝賞品をかけてさまざまなゲームで競い合う内容で、目玉となる優勝賞品が2,000万円相当の高級外車ランボルギーニだった。しかし優勝したホストの男性は、放送終了から約10か月経った今も賞品を受け取っておらず、「写真でもいいから送ってください」とお願いしたところ、そのまま電話でもLINEでも連絡がとれなくなったと訴える。しかも出演したホストたちは出演料としてそれぞれ150万円を支払っていたという。

この話題を受けて、MCの坂上忍が「ショックだと思うけど、これに関しては昔あったでしょ?」と言い出した。「普通にあったよね。俺なんかクイズ番組かなんかで世界一周(旅行)とか当たっているのに、何にもくれやしない。あったよね?」と共演者たちに呼びかけると、スタジオのおぎやはぎや松嶋尚美らもざわめき始めた。矢作兼は「分かる、分かる」と頷き、小木博明も「そういうのありますよ。確かに暗黙の了解でね」と同意した。

続けて坂上は「賞金のときもあって金額も決まっていたのに、いざ収録始まる前になって『すみません、こういう値段になってますけど、実際は3割引きで』」とテレビ的には金額が上乗せされていたことがあったと明かすと、矢作が「あった? そんなの」と返し、松嶋は「うそや! うそやー!」と驚いた。

というのも松嶋は「全部絶対もらっていた! 本当に!」と番組内で獲得した賞品や賞金はすべて受け取っていると主張。ときには「自分から言うの」と言い、自ら申し出たこともあったそうだ。これに対して「言えなかった」と振り返る坂上は「なんとなくこっちも弱い立場だから…」と遠慮してしまい、「くれるんじゃないのかな…でも、こっちからは言いづらいしなぁ…」と泣き寝入りだったそうだ。

松嶋から「事務所が余分な分、もらっているんじゃない?」と聞かれて坂上は「うちは個人事務所ですから」と返答し、「テレビってこんなもんなのか…って思ったよ」と諦めてしまったようだ。

現在はコンプライアンスが厳しいこともあり、「昔はそういうのもあったけど、今は考えられないですから」と話す坂上忍。TOKYO MXテレビの公式サイトでは21日付けで『番組「欲望の塊」について』として文章を掲載している。「本番組は、外部からの企画持ち込み及び制作により放送したもので、当社が制作著作権を保有しない番組でありますが、放送責任は当社にあると考えております。」として「当社といたしましては、放送局の責任として今回の事態を重大な問題と認識しており、引き続き事実確認の調査を進め、番組企画会社と関係当事者との間の解決に向け努力してまいります。」「合わせて再発防止のための管理体制の強化について検討を進めてまいります。」と問題の解決を目指すとしている。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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