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ブロードウェイ作品で詐欺師を熱演、相葉裕樹が舞台で感じた「偉大な力」

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2020年01月25日 11:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

写真相葉裕樹 撮影/山田智絵
相葉裕樹 撮影/山田智絵

 ブロードウェイで昨年3月まで2年間ロングラン上演されたミュージカル『アナスタシア』が、この3月に日本人キャストで初上演される。

 今作は、帝政ロシア時代最後の皇帝ロマノフ2世の末娘アナスタシアが一族殺害の難を逃れて生き続けたという歴史上の謎「アナスタシア伝説」に基づいた物語で、第70回アカデミー賞の歌曲賞&作曲賞にノミネートされたアニメ映画『アナスタシア』に着想を得て作られたミュージカル。

 記憶をなくした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描いた、あらゆる世代が楽しめる心温まる作品だ。アーニャとともに旅をする若い詐欺師・ディミトリ役で出演する相葉裕樹さんに、作品の魅力やミュージカルへの思いなどを聞いた。

男らしさ、可愛いげが共存する役に挑戦

「まず、この作品の楽曲は大ナンバーが多くて、1曲1曲それぞれ聴きごたえも見ごたえもあると思います。衣装も豪華ですし、とても華やかな作品です。先日、カナダに公演を見に行ってきたのですが、舞台となるサンクトペテルブルクの街並みなどのLEDの映像が本当にリアルで美しくて。

 そこで、ディミトリが育った街をアーニャに紹介する『My Petters burg』という曲を歌うシーンがあるんですけど、映像を使った場面の展開の仕方に引き込まれましたし、見ていて鳥肌が立ちました。この舞台がますます楽しみになりました」

 詐欺師・ディミトリ役をオーディションで射止めた相葉さん。この役への思い入れは強い。

「オーディションを受けられたことがすごくうれしかったですし、自分自身にとって大きなチャンスだなと思いました。作品も素晴らしいですし、役もすごく素敵ですし。この作品をやることは、今の自分に必要な壁だろうなと感じたので、自分自身の可能性に挑戦したいという気持ちがかき立てられました」

 ディミトリの反骨精神のある生き方に共感し、無理なくナチュラルに演じられそうだと感じているという。

「ディミトリは育ちもいいわけではなく詐欺を生業としていますけど、どこかに純粋で素直な部分があって、男としての魅力がすごくある。男らしさと可愛げが共存しているようなキャラクターです。

 アーニャとの出会いで、彼自身も変化や成長もしますし、どこか未完成な部分があるのも魅力なのかなと。楽曲に乗せて心情表現をするんですが、それもとても腑に落ちるというか、無理なくスッと入れそうだなと思いました。

 反骨精神みたいなところが、自分の生き方と重なるようなところもあって、ディミトリの男らしさを、自分の中にあるもので何か表現できるような気がしたんですよね」

舞台の疲れはお風呂で発散

 ヒロインのアーニャをWキャストで演じる、葵わかなさんと木下晴香さんとは初共演。

「おふたりとも強さの中に儚さがあり、アーニャというキャラクターにぴったりだと思います。相手役なので、どうやってコミュニケーションとろうかなって考えているところです(笑)」

 サンクトペテルブルクからパリへの旅の途中、淡い恋が芽生えるアーニャとディミトリ。2人のシーンはもちろん胸キュン間違いなし?

「アーニャ&ディミトリは、キュンキュンですよ(笑)。逆にそこをキュンとさせられなかったらダメですよね。特に最後のシーンは、僕は見たときにワッと思いました。

 あ〜そうなるんだって。僕が好きなラストでした。最後に一番キュンとしてもらえるように、ゴールに向かってひとつひとつのシーンを大事に作っていきたいと思います」

 脇を固めるキャストも、山本耕史さん、堂珍嘉邦(CHEMYSTRY)さんなど豪華で見ごたえのあるステージになりそうだ。

 ここ数年、多くのミュージカルに出演している相葉さん。2019年も『レ・ミゼラブル』『ダンス オブ ヴァンパイア』と大作で好演し、舞台俳優として活躍の場を広げている。ミュージカルの楽しさについて尋ねると。

「どの作品も、自分の役をまっとうすることで精いっぱいで、舞台を楽しむまでには時間がかかります。でも、千秋楽までやりきって、お客様の拍手をいただいたときは、やり遂げられたことに気持ちが高まります。

 ミュージカルをやっていると、ストーリーを運んでくれるのも、心情を表現してくれるのも音楽なので、音楽の力というのは本当に偉大だなと感じます。まだ、それが思うようにできないことも多くて、悔しい思いも毎回しています。

 それでも続けているのは、やっぱりもっとちゃんと表現したいし、もっと楽曲をしっかりと届けられるようになりたいという思いがあるからだと思います。そこに挑戦することが楽しいんですよね」

2020年の抱負は?
「昨年は学びの多い年だったので、今年はそれをいろいろ試して挑戦していけたらと思っています。大好きな温泉やスーパー銭湯で大きなお風呂に入って、疲れを癒して2020年も頑張ります」

あいば・ひろき 1987年10月1日、千葉県出身。近年は『レ・ミゼラブル』など多くのミュージカルで活躍。今後は、4月19日『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2020』出演。6月上旬に舞台『ノンセクシャル』出演。新作スマートフォンゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」ポムフィオーレ寮/ヴィル・シェーンハイト役など声優としても活躍中。

ミュージカル『アナスタシア』

大人から子どもまで楽しめる、愛と冒険が詰まった感動作。出演:葵わかな・木下晴香/海宝直人(東京公演のみ)・相葉裕樹・内海啓貴/山本耕史・堂珍嘉邦(CHEMIS
TRY)・遠山裕介/麻実れい ほか。東京公演:3月1日〜28日@東急シアターオーブ/大阪公演:4月6日〜18日@梅田芸術劇場メインホール【公式HP】http://www.anastasia-japan2020.jp/

取材・文/井ノ口裕子 ヘアメイク/AKI

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