平野啓一郎、瀬戸内寂聴らの姿も 『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』本予告公開

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2020年01月29日 12:02  リアルサウンド

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『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』(c)2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会

 3月20日公開のドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』より、本予告が公開された。


参考:動画はこちらから


 『ヒーローマニア-生活-』『森山中教習所』の豊島圭介が監督を務める本作は、1969年5月13日東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた、作家・三島由紀夫と、東大全共闘との伝説の討論会の様子、そして三島の生き様を映したドキュメンタリー映画。2019年にフィルム原盤が倉庫から発見された『三島由紀夫vs東大全共闘』の記録を高精細映像にリストアし、当時の関係者や現代の文学者・ジャーナリストなどの識者ら、三島についての“生きた”証言を集め、その全貌が明らかとなる。ナビゲーターを俳優の東出昌大が務める。


 公開された本予告では、東大全共闘1000人を目の前にし、強い論調で語りかける三島や、平野啓一郎、内田樹、作家・僧侶の瀬戸内寂聴ら三島を語る証言者の姿が映し出されている。映像でも「あなたは日本人であるという限界を超えることはできなくなってしまう」と三島に反論していた東大全共闘の芥正彦が、「言葉が力があった時代の最後だとは思っている」と当時を振り返る様子も確認できる。 (文=リアルサウンド編集部)


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  • 三島にせよ全共闘学生にせよ、自らの「言葉」に命を懸けていた事は疑いない。そして互いを尊重していた。「言葉が力があった時代の最後」と言う指摘は耳に痛い。
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