『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』本編映像公開 個性豊かなバーの常連客を紹介

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2020年01月30日 12:02  リアルサウンド

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『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』(c)2018bomberoint._WarnerBros.Ent. photo by Gordon Timpen

 2月14日公開の映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』より、本編映像が公開された。


参考:動画はこちらから


 『ソウル・キッチン』『女は二度決断する』のファティ・アキン監督最新作となる本作は、ドイツ・ハンブルクで1970年代に実際に起きた連続殺人事件の犯人フリッツ・ホンカについての物語を、同名のベストセラー小説をもとに描き出したスリラー。夜な夜な行きつけのバー「ゴールデン・グローブ」へやってきては、孤独な女性たちに近づいていた、一見無害で負け犬に見えるフリッツ・ホンカの姿を描く。


 今回公開された本編映像では、バー「ゴールデン・グローブ」の常連客について店主が話すシーンが映し出されており、アキン監督の前々作『50年後のボクたちは』で主人公・マイク役を務めたトリスタン・ゲーベルが初めての客として座っている様子も確認できる。


 店主は「常連の呼び名には等級があり、一等なら“ダブルネーム”(あだ名)で呼ばれている」と語り、常連客を紹介する。1人目は“兵隊ノルベルト”と呼ばれる、元武装親衛隊の大男。ヒトラーが私的に組織したヒトラーのための自警団・武装親衛隊入隊時の爆弾の爆発のため、耳も片目も悪く、下品な話ばかりをしているというキャラクターだ。


 2人目の“ジン・マックス”のあだ名の由来は、ジンばかり飲んでいる男で、酔うとマックスと名乗ることから。本名はペーターである。『50年後のボクたちは』『女は二度決断する』でアキン監督とともに共同脚本を務めたハーク・ボームが演じている。


 そのほか、タンポンに酒を染み込ませ頬張る“タンポン・ギュンター”、意味も知らずに“アヌス”と呼ばれる店員アル、ラムコークばかり飲んでいる“ラムコーク・ヴェルトラウト”、ドイツの代表的シュナップスであるコルンばかりを飲んでいる“コルン・ウシー”、見た目そのままの“デカ鼻エルニ”、出自がはっきりしない“ブルガリア・ハリー”など個性豊かな客が「ゴールデン・グローブ」に足繁く通っている。 (文=リアルサウンド編集部)


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